スマートフォンの画面を彩る、ECアプリのアイコンデザイン
【こちらの記事は、約4分程でお読みいただけます。】
おはようございます!木曜日のテーマはECです。
今までECをテーマに、Webサイトデザインの紹介などを行ってきました。
しかし、「インターネットでモノを買うときは、スマートフォンのアプリを使う」という人も多いのではないでしょうか。
なので、今回は趣向を変えて、スマートフォンのホーム画面を飾る「ECアプリのアイコンデザイン」をご紹介します!
なお今回ご紹介するアイコンのデザインは2015年6月3日現在のものになります。
楽天市場
アプリについて
http://www.rakuten.co.jp/sitemap/spapp/ichiba_iphone/ (iPhone)
http://www.rakuten.co.jp/sitemap/spapp/ichiba_android/ (android)
Webサイト http://www.rakuten.co.jp
日本最大級の通販サイト、楽天市場のスマートフォンアプリです。
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赤い円に「R」の文字が書いてあるだけのシンプルなアイコンデザインです。
シンプルなデザインではあるものの、目に止まる赤色のため、シンプルながらも、目立つアイコンです。
また、サービス名は「楽天市場」と漢字4字であるにも関わらず、「R」の1文字だけで表現しているのも、このアイコンデザインがシンプルで目立つゆえんですね。
LOHACO
アプリについて http://lohaco.jp/app/
Webサイト http://lohaco.jp
ASKULがYahoo! JAPANの協力で運営する、ECサイトのスマートフォンアプリです。
LOHACOは日用品、食料品をはじめ、家電や医療品まで、幅広い分野の商品が通販できるサービスです。
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買い物バックに入ったワイン、赤い鍋、黒のおたま…。
ただの日用品ではなく、ちょっとおしゃれな日用品が、デザインされています。
LOHACOで買い物をする人はおしゃれな人…なんてイメージも浮かびます。
でもおしゃれなものだけではなく、スーパーに売っている食料品なども扱っている…そんなギャップが、このサービスとデザインに心惹かれる理由のひとつなのでしょう。
RAKUNEW
アプリについて http://hello.rakunew.com/#service
Webサイト https://www.rakunew.com
海外で話題になっている商品、けれども日本ではなかなか手に入れられないものを、紹介し、販売するサービスのスマートフォンアプリです。
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アプリのアイコンデザインは、RAKUNEWロゴの「N」の部分が使用されています。
「半歩先の未来が届く」というコンセプトのサービスなので、この「N」の部分も、現在から半歩先の未来へ向かうという意味の矢印ではないか、と思います。
また、色も黒からピンクへの境界で、「N」で両色が半分ずつ使われているのも、ここから未来へ向かう、ということを示しているのではないかと思います。
サービスにとって象徴的なデザインを一つ抜き出すというのも、スマートフォンアプリとして、インパクトのあるアイコンとなります。
MUSE&co.
アプリについて http://museco.jp/about-applis/
Webサイト http://museco.jp/subscriptions-mclp_11_a-top/
女性の美に関する商品を扱う、会員制セールサイトのスマートフォンアプリです。
2015年2月に株式会社ミクシィが子会社しました。
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リボンのついた、黒いワンピースが目印のアイコンデザインです。
このデザインから、女の子らしい可愛さのある印象を与えます。
真っ黒のワンピースではなく、白のリボンが付いているからこそ、可愛らしいデザインになっています。
もしこれが、真っ黒のワンピースであったなら、大人っぽい印象のデザインになっていたでしょう。
iQON
アプリについて http://www.iqon.jp/special/iphone/
Webサイト http://www.iqon.jp
今、若い女性を中心に、人気のコーディネートアプリです。
150万点以上の商品の中から、アプリ上で自分の好きなコーディネートを作成することができます。そして、気に入った商品を、その場で購入することも可能なアプリです。
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斜めに文字を配置して、iとnの一部を隠すことで、迫り来る勢いのある印象のデザインです。
黒い背景が、大人っぽさをイメージさせながらも、斜めに置いてある丸い文字、アクセントのピンク色によって、シックになりすぎないデザインです。
おわりに
今回は、アプリのアイコンに関するデザインというテーマでお届けしました。
普段スマートフォンを利用していて、アプリのアイコンデザインに注目したことは、なかったのではないでしょうか。
ECのアプリといえど、扱っている商材の写真をアイコンにしているアプリはほとんどありませんでした。
アプリアイコンという、狭い空間の中で、自分のサービスを全て伝えるのは難しいことです。
それでも、日々押したくなるようなアイコンデザインにして、アプリを通して気軽にECサービスも日常的に使ってもらう…そんな考えがあるのではないでしょうか。