Amazon製スマホFire Phone、ついに発表!!
先週、Amazonが独自のスマートフォン「Fire Phone」を発表しました。
Amazonは以前から「Kindle」というタブレット端末を販売していたこともあって
人によってはそれほど驚きもなかったかもしれません。
とはいえこれまでのKindleシリーズとは異なる
非常に魅力的な様々な機能が搭載されています。
Fire Phoneに搭載されたそれぞれの機能に関して詳しくは
engadgetさんのこちらの記事を参照して頂くとよいかと思います。
こうした数々の機能のなかでも注目するべきは
「Firefly」と命名された認識技術です。
Fireflyとは
上の動画ではFire Phoneの様々な機能に触れていますが
Fireflyは43秒あたりから登場します。
Fireflyの行なう「認識」とは、
例えばDVDのパッケージをFire Phoneのカメラで撮影すると、
その映画の作品名を特定してくれる機能のことを指してます。
また、Fire Phoneのマイクに音楽を聞かせることで
その音楽のタイトルを特定することも可能です。
Fireflyの特筆すべき点はその認識できるメディアの多さです。
具体的には
・映画、ドラマなどの動画
・商品のパッケージなどの静止画
・名刺やポスターなどに記載されたテキスト
・音楽などの音声
以上の4つに大きく分けることができるのではないかと考えられます。
またASCII.jpさんのこちらの記事を参照して頂くと、
その幅広さをご理解頂けるかと思います。
動画の認識機能も非常に優れていて
たとえばドラマをFireflyで認識させると、
そのドラマの作品名だけではなく
全何話中の何話目なのか、
また今映っている役者は一体誰なのか、
まで特定することができるというのです。
現実とAmazonが繋がる
FireflyはAmazonの膨大なデータベースと直結しているため、
認識することのできた商品をそのまま購入することが可能です。
つまり実店舗でのウィンドウショッピングも
Fire Phoneを持っていくだけで
Amazonのホームページ上でウィンドウショッピングするのと
ほとんど変わらなくなってしまうと言ってしまっても
過言では無いのです。
もちろん、わざわざどこか店舗に行く必要はなく、
だたFire Phoneをもって出歩くだけで
気になったものをFireflyで認識させてしまえば
購入することが可能になるのです。
とはいえ…
とはいえ、Fire Phoneはまだ発売されていない商品。
実際にFireflyを使用してみた場合の認識の精度等は
定かではありません。
しかしこのFire Phoneの登場はもしかしたら私たちの生活に
大きな変化をもたらすかもしれません。
Fire Phoneは7月25日に米国で発売が開始されます。
(日本での発売は未定)
発売後の購入者の反応が非常に楽しみですね!