貴方のための執事になる〜ネットショップにおける「検索」とは〜
突然ですが皆さん。ネットショップではどの様にして商品を探していますか?
多くの人が「検索」して商品を探していると思います。
どうも、クリエイター育成協会の鶴岡です。
今回、私が担当する「Eコマース」カテゴリで取り扱うテーマは
ネットショップにおける「検索」の重要性についてです。
インターネットが普及した事によって、「検索する」という行為は
私たちの生活の中で欠かせないものになりました。
例えば、行き先の住所を知るためであったり、
またはわからない単語の意味を調べるためであったり…
日常のちょっとした疑問の解決や情報を確認するのに
「検索」はとても手軽に素早く的確な答えを私たちに提示してくれます。
そして、ネットショップにおける「検索」もまた、
とても重要な役割をになっていたのです。
ネットショップに足りないもの
ネットショップと実店舗の間には数多くの違いがあります。
たとえば、前回は実店舗とは異なり決算から手元に商品が届くまでに
時間がかかってしまう、という点をとりあげました。
それらの違いの中でも大きなポイントになっているのが、
「店員がいない」ことです。
では店員がいないことでどのような問題が引き起こされるのでしょう?
お客様を商品へと導くための「検索」〜ネットコンシェルジュという考え方〜
冒頭ではネットショップで商品を探すときの方法を皆さんに伺いました。
では、それに対して実店舗ではどのようにして皆さんは商品を探しますか?
多くの人は「店員に聞く」という方法を思い浮かべたと重います。
ここで勘の良い方はお気づきになったかと思います。
そう、ネットショップの場合、店員がいないため
商品を店員に聞いて探す事ができないのです。
そのためネットショップでは検索機能が実店舗の店員に代わって、
お客様の要望をあの小さな検索窓から汲取りつつ、
手取り足取り望みの商品へと導かなくてはならないのです。
たとえば、お客様の入力しようとしている商品名を予測する「サジェスト機能」、
お客様の趣味・趣向に合わせて商品を提案する「レコメンド機能」等を用いて
検索機能がまるで店員の様にお客様を商品のもとへと導いていきます。
この動きはまるで執事のようであることから、
「ネットコンシェルジュ」という呼び方があるようです。
確かに私たちの為に様々な情報を自ら進んで提供してくれる
その姿は執事に似ているかもしれませんね。
おわりに
今回は非常に駆け足でネットショップにおける検索機能について紹介してきました。
実際、様々なショップが「店員がいない」という穴を埋めるために
様々な試みを行っているようです。
そこを調べていくのも面白いかも知れません。
これから先、あのシンプルで小さな検索窓が「執事」として
どのように進化していくのか、
非常に楽しみですね。
参考サイト
gihyo.jp『ECの成長の鍵は検索にあり~あなたのサイトにもネットコンシェルジュを』
(http://gihyo.jp/design/serial/01/ec_search/0001)
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本日の更新者:
鶴岡