いつでもどこでもコンテンツを楽しめる〜ストリーミングとマルチデバイスとは〜
最近気がついてみたら身の回りにソニーの製品が増えてきました。
私、パソコンはMacスゴい好きなんですけど携帯はAndroidがよくってソニーXperiaを買いました。
あと、ポータブルの音楽プレーヤーもiPodがiTunesないと同期できないってのが苦手なんでソニーのウォークマン使ってます。
いや別にソニーからの回し者とかそういう訳ではないんですが、
不思議といいなと思った商品が偶然ソニーということが多いみたいです。
さて、そんなソニーから次世代ゲーム機 PlayStation4が発売されて半月が経ちました。
かつてPlayStation3が発売された時はびっくりしたものです。
とてもグラフィックが本当に綺麗で。
これ以上グラフィックの性能あげる位なら実写でやった方が手っ取り早いんじゃないか
そう思わせる位にPlayStation3のグラフィックは綺麗でした。
(とは言ったもの私未だにプレステ3もってないんですよね…)
だからあの「プレステ」の新しい機種が出ると聞いたとき私は思いました。
「え、それいらなくない?」
ゲームにお詳しい人ならそんなことないんでしょうけど
ライトなゲーマーである僕にとってプレステ4とは
「誰からも求められてない、無駄に性能の高いゲーム機」
そんなイメージでみてました。
さて、ここまで読んできた不安になってきた方もいるんではないのでしょうか。
Eコマース全然関係なくない…?と
いえいえそんなことないのです。
PS4に備わった「ある機能」
そしてこれからソニーが始めようとしている「あるサービス」
この2つを通じてソニーがとても面白い試みを使用としていることに気づきました。
ちょっとマニアックな話になってしまうかも知れませんが
今回はそのことについてお話していきたいと思います。
家のどこにいてもゲームができる!
〜PS4のリモートコントロール機能〜
PS4にはグラフィック性能の向上以外にも様々な魅力的な機能がついています。
その中で私が面白いと思ったのが「リモートコントロール機能です」
YouTubeに解説ビデオが上がっているのでURL気になる方はこちらからどうぞ。
要するにソニーの携帯ゲーム機PS VITAとがあればPS4と接続してどこでも遊べる機能のことです。
今までの考え方であればゲーム機とテレビは切り離すことのできないものでした。
だから、私の子供の頃はテレビを誰かが使用しているとゲームをやりたくても遊ぶことができませんでした。
しかしPS4は違う。もはや遊ぶ場所を選ばなくなったんですね。
子供の頃、家族が寝静まる深夜を狙ってひっそりとゲームをしていた私としては
これは、もう、画期的だなぁと思った訳です。
もうPS4なんていらない!
〜画期的サービスPlayStation Nowとは〜
それに加えて何よりも私がびっくりしたのが今年の1月、
ソニーがPlayStation Nowというサービスの発表をしました。
http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20140108_playstation_now.html
これには本当に驚きました。
このPlayStation Nowというのはクラウドを利用したゲームのストリーミングサービスです。
このサービスの画期的な点はゲームをプレイするためのデバイスが非常に幅広いことです。
現在対応が発表されているのが
・PlayStation 4
・PlayStation 3
・PlayStation Vita
・タブレットPC
・スマートフォン BRAVIA ※2014年中にアメリカで発売されるモデル
普段ゲームをされない方だとあまり実感がわかないかも知れませんが
これってかなり画期的なことだと思うんですね。
これまでだとPS4のゲームを遊ぶためにはそれ専用のゲーム機を買う必要がありました。
しかしこのPlayStation Nowは違う。
たとえソニーのゲーム機がなかったとしても、例えばタブレットで遊ぶことができるんですね。
要するにPlayStation Nowは最近流行のマルチデバイス対応のサービスに分類される訳です。
そう一言で表現してしまうと「なーんだそんなことか」という感じなのですが、
ゲームは他のコンテンツに比べてデバイスによる縛りがとても厳しかった為に、
こうしたサービスが開始されるというニュースに、私は時代の大きな変化を感じました。
時間と場所を選ばずにコンテンツを楽しむということ
〜広がるマルチデバイス化〜
定額制のストリミーミングサービス。
日本でもかなり定着してきた印象があります。
その中でも最もメジャーなもの一つがHuluですね。
http://www.hulu.jp/
Huluは月額¥933で動画コンテンツを楽しむ事ができるサービスです。
視聴できるジャンルはバラエティ番組から映画、アニメまで様々ですが、
なかでも海外ドラマのラインナップが豊富な点が特徴でした。
しかし最近では日本における事業を日本テレビに売却したことで、
日本のドラマにもかなり強くなってきた印象があります。
こちらもマルチデバイス対応でスマートフォンタブレット端末だけでなく、
Nintendo3DSやPS VITA等のゲーム機やAppleTVなど、
かなり多くのデバイスに対応しています。
私もHuluは利用しているのですが、
スマートフォンが防水仕様なので、
例えばお風呂につかりながら動画を楽しんだりする事もできます。
このようにストリーミングサービスとマルチデバイスが普及してきた事で
コンテンツの楽しみ方がこれまでと大きく変化してきたように思えます。
かなり遠回りになってしまいましたが今回私がお話したかったのはこの点で、
これまでのコンテンツビジネスには必ず何かしらの制限がありました。
例えば映画の場合、映画館に行かなければ視聴ができませんでした。
またはDVD等を購入・レンタルしてプレーヤーと接続されたテレビと見なければなりませんでした。
しかし、ストリーミングの場合、コンテンツを消費する際の様々な制約がなくなっていきました。
つまり「いつでも」「どこでも」楽しむ事が可能になったのです。
これからのコンテンツビジネスにおいてこの要素は
最早欠かす事のできないものになったように思えます。
「このドラマを通勤中にみれたら」
「このゲームを屋外でもプレーできたら」
そんなかつて思い描いた夢が一つ実現したようです。
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本日の更新者:
鶴岡
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