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中国の大手EC「アリババ」と日本企業の関係とは

2015年11月19日cra
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【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】

おはようございます!木曜日のテーマはECです。
11月11日、中国では「ネット」で「爆買い」が行われていたのをご存知でしょうか?
この一日間だけで、中国のEC市場で1.5兆円を超える売り上げが、記録されています。

これは「アリババ」という中国のECモールサイトを運営する会社が、一斉にセールを行ったことによるものです。
今回は、そのネットの爆買いを生み出した「アリババ」というECの会社と、これからの日本企業との関係を考えます。

アリババとは

アリババ

アリババ

http://www.alibaba.com/ (国際サイト)

アリババはジャック・マー氏が1999年に創業した、中国でECを行う企業の、最大手です。中国の浙江省に本社があります。

なかでも、アリババが運営するECサイトの一つ「天猫tmall」は、企業対個人(BtoC)の通販サイトです。

天猫tmall

天猫tmall.com
https://www.tmall.com/

11日のセールにおいては、中国全土から天猫tmallを利用して「爆買い」が行われました。

日本とアリババ

日本のアパレル大手、ユニクロも11日のアリババのセールで、売り上げ4位を記録しました。
日本の企業や製品は、中国の方に信頼され、人気が高いです。

そして、日本で旅行に来た中国の方々が、日本の製品を知って、アリババのサービスを利用して、再び中国から買い物をする、という流れなども築くことができます。

または、中国でアリババから、日本の製品を知った人が、日本に来た際に、その製品を購入する、という流れも可能です。
中国からの観光客が増加し、政治的な関係もさほど緊張化していない現在こそ、日本企業にとって追い風と言える好機です。

アリババは昨年、輸入品を扱う「天猫国際」というサイトを作り、世界各国の有名ブランドに出店に成功しています。

既に数十社が参入している中で、日本企業の、ますますの参入が望まれています。

天猫国際

天猫国际

https://www.tmall.hk/

おわりに

今回は、中国のアリババについて、紹介しました。
昨今、中国の経済が減退しているとは言え、日本の数倍の人口を抱える中国市場は、変わらず魅力的と言えます。
そして、中国でも今までインターネットにアクセスすることができなかった、農村地域でも、インターネットが普及し始めています。

アリババはそんな中国のEC市場で、席巻している企業です。
これから、どんな日本企業が、アリババに出店していくのか、目が離せません。

参考

朝日新聞デジタル「『11・11』、爆買い@ネット 中国アリババ、売り上げ1.5兆円超え

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