京都のNPO法人 CRA(クリエイター育成協会)が発信するブログです。Web業界、Webデザイナー・Webプログラマー・Webマーケターの育成。

お問い合わせ
075-353-3711 受付時間:10:00〜18:00(土日・祝日除く)
menu close

CRAブログ- Web/IT・教育・福祉業界の情報を、スタッフ&インターン生が配信中

「何でもない時間」を売買するサービス『Time Ticket』

2014年07月03日cra
Pocket

皆さんは何もすることがないとき、暇なときは何をして過ごしていますか?

私の場合、大体ぼんやり考え事をしていると
1〜2時間過ぎてしまったりしていて、後で心底後悔することが多いです。

もっと空き時間を有効活用したい、そんなときに使えるサイトを発見しました。

あなたの空き時間を売買しよう

「Time Ticket」は空き時間を30分から売買することのできるサービスです。

時間を売りたいユーザー(ホスト)が
空いた時間(最短で30分)で「できること」とその値段を記入、
すると、サイト上に「チケット」として登録されます。

そしてそのチケットに興味をもったユーザー(ゲスト)が
日時と金額を指定して購入を申し込み、
ホストがそれを承認すると購入が成立、という仕組みになっています。

ユーザーが提供するサービスに対して、
提示された金額以上に価値があるとゲストが判断した場合、
支払う金額を増やすことができる、となる点が非常に面白いですね。

「個人のなんでもない時間を販売する」ということ

「ココナラ」という「知識・スキル」の売買を目的としたサービスもあります。

一方Time Ticketは登録時に「できること」を記入するため、
一見、近いサービスのように感じられます。

しかし、Time Ticketの狙いは、
空いた時間に「できること」を売買することではなく
個人の「空いた時間」「何でもない時間」そのものの販売にあります。

そのため現在販売されているサービスの中には

「褒めまくります」
「雑談」
「映画鑑賞に同行&その映画に関してうるさくしゃべります。」
(「うるさく」というところがユニークですよね)

という失礼な言い方をしてしまえば「え、それにお金払うの?」と
人によっては言いたくなってしまうようなサービスも多く登録されています。

ちなみに、Time Ticketでの売上は
その一部(10〜100%)を指定された寄付先に寄付することが可能です。
つまり、空いた時間でお小遣い稼ぎすることも、
何か世の中の為に有効活用することもどちらも可能というわけですね。

おわりに

ブログを開始してから、何度かこうした一風変わったサービス・商品を見てきたため、
Time Ticketについて知ったとき
私の中では特に驚きがなかったというか、
「へー、あ、でも何かそういうの前にも聞いたことあるかも」
くらいのテンションであったことがかえって興味深く思えました。

これからもこうした自分のあらゆるもの(今回の場合は「時間」ですね)
の商品化・サービス化は更に進んでいくのだと思います。

今度はどんなユニークなサービスが始まるのか、なんだかんだで非常に楽しみですね。

Pocket

CRAが運営する就労移行支援事業所 ワークサポートセンターはこちら