あなたは、自分を信じていますか?
今日は、いつもと趣向を変えまして、お悩み相談です。
先日、仕事で知り合ったA子さんから、お悩み相談をお受けいたしました。
「私は、自分自身に自信がなくて、就職活動していても、
自分自身をどうアピールしていいのか分からないんです。
先ずは、どうすれば、自信が持てるようになりますか?」というお話でした。
かくゆう、この私自身も、数年前まで、自信ナシ子さんでした。
「今この世界にいて、私という存在は意味があるのか?」とさえ、
一時期思ったほどです。
そんな、私自身も、いつの間にか、自信ナシ子さんではなくなっていたので、
「私自身がどうして抜け出したのか」を、
明確に理解しているわけではありませんが、
今回は、「自信」について、書きたいと思います。
さて、自分自身の「自信」は、どこからわいてくるのでしょうか?
自信とは「自分自身を信じること」。
根本的な質問ですが、
あなたは、自分自身を信じることができていますか?
自信がないということは、自分を信じることができていないということ。
では、なぜ、自分自身を信じることができないのでしょうか?
人それぞれに、自信を失くす要因は違うと思います。
たとえば、
- 私は、仕事で役に立っているのだろうか。
- 私は、よく仕事でミスをする。
- 私は、人とした約束を守れない。
- 私は、恋人から別れを告げられた。
- 就職活動でなかなか採用してもらえない。
等々、自信をなくす要因は、さまざまですし、数えきれないくらいあります。
ですが、そもそも
「自分を信じることができない」根本的な原因は、なんなのでしょうか?
それは・・・、
「自分以外の人」他人の存在が関係してるのではないでしょうか。
①「自分以外の人」と、自分自身を比べると、能力が劣って見える・・・。
自分が「自分以外の人」と、比べている。
②「自分以外の人」から、自分自身の価値観や能力を、否定された。
他人が「自分以外の人」を、否定する。
さて、ゆっくり考えてみてください。
あなた自身が、自分を信じることができない原因はどちらですか?
単純な言葉で解決法を言いますね。
実は、どちらの解決法も同じです。
「人は人、私は私」と信じることです。
①例えばですが、
超エリートの人と、自分自身を比べて、落ちこんで、自信がなくなっても、
さて、今のあなたは、そのエリートさんになれますか??
②例えばですが、
上司から、「おまえは仕事が遅い!!」と否定されて、自信がなくなっても、
さて、さて、今のあなたは、上司の思う理想になれますか??
どんなあなたでも、今のあなたが、すべてなんです。
背伸びすることはありません。
「自分以外の人」と自分を比較して、その結果自分を信じることができますか?
比較して分かることは、自分と他人の「差」だけです。
誰かより、
一つの能力が劣っていても、一つの能力で誰かよりは優っているのです。
全ての人が、それについては同じ条件です。
同じ人間なんて、この世に、一人としていないのです。
何かしら劣っていたとしても、何かしらに優れているから、
今ここにいることができている。
だからこそ、一つでもいいので、
あなた自身の「誰かより優っている点」を、見つけてみてください。
たとえば、
「マイペース」「悩み相談をよく受ける」「ずっと笑顔でいる」
「ずっと、あれやこれや考えてしまう」「人の目線が気になる」「人見知り」
など、何でもいいんです。
それが、あなたの優れた一面なのですから。
自分はこういう性質が際立っているな…と思う面が、一つはあると思います。
その性質が、あなたの自信の持てるポイントになるかもしれません。
ネガティブな要素であっても、見方を変えると素敵ポイントになるのです。
いろいろ言いましたが、根本的な解決は、
あなた自身が
「ここにこのまま存在していい。
何かしら優れた点があるからこそ、今ここにいることができている」
と信じること。
その信じる気持ちさえブレなければ、誰に自分の価値観や能力を否定されても、
自信をなくしそうになることはあっても、なくなることはありません。
絶対的な自信要素が一つあります。
「今あなたがここにいてくれるから、この世界がなりたっているのです。
あなたがいなければ、この世界がなりたつことはないのです。」
どんな人でも、どんなことがあっても、あなたはここにいていい。
ここにいてください。
その言葉が、全ての方の、少しでも自信をもたらすことと思います。
自分自身の存在だけを、信じてみてください。
私ハヤシの中には、「皆さんの存在」に感謝の気持ちで満ちています。
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本日の更新者:
ハヤシ
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