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就職活動 〜 面接のコツ < 準備編 >

2014年06月02日cra
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暑くなってきましたね!
京都は、もう30度を超す暑い毎日です・・・。

さて、クリエイター育成協会でも、
先日、京都府の「中間的就労提供事業者開拓推進事業」に採択していただきまして、
ハローワークにて、7月から3ヶ月間の雇用求人を出しております。

ですので、タイムリーに、
今回は、就職活動をされているみなさまへ、今週と来週で、
面接のコツ「準備編/本番編」としてお話ししたいと思います。

今回は「面接のコツ < 準備編 > 」です。

実は、今こうしてブログを書かせていただいている私も、
今まで、たくさんたくさん面接を受けてきました。

何連敗もして、ガツンと落ち込んだ日々もありました。

ですが、今はこうして、ご縁あって、
クリエイター育成協会で働かせていただいています。

そんな数々の経験から、面接についてお話しさせていただきます。

とはいえ、「面接」を話すには、
先ず、その準備段階の話をさせていただく必要がありそうです。

順を追って、お話しさせていただきましょう。

先ず、仕事を探す

当たり前のことですが、先ず、就職活動では、求人検索します。

「どんなところで働こうかな・・・」
「給料がたくさん貰えるところが良いな・・・」
「私には夢があるから、一歩でも夢に近づく仕事が良いな・・・」
「趣味に没頭出来る時間が欲しいから、休みが多い方が良いな・・・」

などなど、みなさんそれぞれに、希望があると思います。

先ずは、
「あなたが仕事に対して何を求めるのか」を、明確に整理した方が良いでしょう。

「じゃあ、整理するにはどうしたら良いの?」ですよね。
一度、白紙に、リストアップすることをお勧めします。

例えば、
「給料」「職場の雰囲気」「人間性」「立地」「休み」
「仕事内容」「世間体」「ネームバリュー」「実力重視」・・・等、
仕事に求めるものはいろいろあると思います。

一度思いつくものを全て、あげてみることをお勧めします。
あげ尽くしてから、自分の求める条件順に、ランキングを付けます。

それをやってから仕事を探すと、
はっきりと、「自分自身が何のために働くのか」が、分かることでしょう。

その点がはっきりしていないと、就職活動にブレがでてしまい、
面接でも、曖昧な返答しか出来なくなってしまいます。

しっかり、自分自身が求める「条件」を絞り込み、
更に深めて、その条件を選択する「自分自身の理由」を、考えましょう。

履歴書、職務経歴書を書く

次に、自分自身の仕事に求める条件がはっきり定まり、
条件にあった求人を見つけました。応募します。

すると、必ず「履歴書」と「職務経歴書」を持ってきてくださいと言われます。

言うなれば、その二種類の書類があなたの宣伝チラシです。
しっかり、アピールしましょう。

とはいえ、履歴書は、事実をそのまま伝えるものです。
今までの経歴を、間違いなく、分かりやすく面接官に伝えます。

履歴書は、手書きで、丁寧に書いてください。
字というのは、人柄や人間性が見えます。
スキルや経歴以前に、字で、採用不採用を考えられるなんてこともあるのです。
そんなことで、不採用にはなりたくないので、
精一杯、一文字入魂くらいの心持ちで、丁寧に書いてください。

さて、宣伝チラシとしての役割は、職務経歴書です。
職務経歴書では、しっかりアピールしましょう。

まず、最近の就職活動においては、パソコンの能力が問われます。
ですので、パソコンが家にあって、少しでも使えるのであれば、
Word等を使用し、職務経歴書をパソコンで自作してください。

職務経歴書では、履歴書に書ききれないことを書きます。

記載する項目ですが、以下の①〜⑥を分かりやすく記してください。
(※一例ですので、変更してもかまいません。)

①応募職種
②最終学歴
③職務経歴
④活かせる能力
⑤自己PR
⑥志望動機

注意事項としては、

①応募職種では、求人情報に表示されている通り、記入します。

②最終学歴は、最後の学歴だけを記入します。

③職務経歴では、職歴一つ一つに、
「事業概要」「職務内容」「その仕事で気を配ったこと、力を入れたこと」
などを書き、その仕事でどんなことを身につけたかを記してください。

又、職歴ではないですが、
ボランティア活動や慈善活動等に力を入れていた経験等があったら、
職歴の後に「補足」としていれても良いかと思います。
(積極性や、チャレンジ精神がアピールできます)

④「活かせるスキル」として、今まで身につけた資格や能力を記します。
どのように身につけたかという過程を添えれば、理解しやすい文章になります。

又、公式な資格がなくても、例えば、
「友達から悩み相談をよく受ける」→「コミュニケーション能力が高い」とか、
「日曜大工やDIYが趣味」→「手先が器用」「行動的」「計画性」「創造性」など、
書き方次第では、活かせるスキルとして記載できると思います。

⑤自己PRでは、活かせるスキルから流れるように
自分自身の素晴らしさを伝えてください。
人生の指針としていることや、何に重点を置いて人生を送ってきたかを
書くのも良い
ですね。
人柄が見えるようになるでしょう。

更に、自分自身の今まで身につけてきたスキルや経験を、
実例を出して書いてください。

実例というのが大切です。
「こんなにステキなんです!」と言っても「じゃあ証拠は?」ってなります。
実例が、その証拠となるのです。

また、もしかすると、
「わたしそんなに長所がない」という控えめな方もいるかもしれませんが、
それでは「あなたを雇いたい!」と面接官に思わせることが出来ない
と思ってください。

⑥最後に、志望動機です。
まず、要注意点として、応募した会社のことを、
書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」とします。
そこは、しっかり区別してください。

「貴社への志望動機といたしましては・・・、」となります。

内容ですが、「なぜ応募したのか」「なぜ貴社で働きたいのか」を、
書類を見る人(面接官)に伝えましょう。

応募先の企業が求めている人間像を、調べることも必要です。
その人間像に、少しでも自分自身の性質とかぶる部分があると思いますので、
その面をアピールすると良いと思います。

終わりに・・・

さて、面接のコツ < 準備編 > いかがでしたでしょうか。

面接に行くまでに、しっかり、頭の整理と、書類の準備が必要です。
しっかり、面接で、何を聞かれても、明確に受け答えが出来るように、
自分自身の人生観や仕事観を、整理しておきましょう。

いろいろ書きましたが、
面接官に「うちで一緒に働きたい!」って思わせることができれば、
仕事は決まります。

履歴書と職務経歴書は、
自分自身を嘘で誇張しすぎるのはいけませんが、
自分自身の良さを、少し飾り付けして、ステキに見せることが必要です。

就職活動を頑張っておられるみなさん、
自分自身に自信を持って、アピールしてくださいね!

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本日の更新者:
ハヤシ

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