EC市場の拡大で需要増。商品撮影サービスって?
【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】
おはようございます。
今日からこのブログで木曜日更新の記事を執筆を担当します。
私は「EC」というテーマを中心に発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
ECとはなにか
タイトルの「商品撮影サービス」について述べる前に、そもそも「EC」とはなんでしょうか?
ECは「eコマース」とも呼ばれます。
正式には「Electronic Commerce」と言い、これは日本語で「電子商取引」と訳されます。
では、具体的にはどういうものを「EC=電子商取引」と呼ぶのでしょうか?
国際機関の経済協力開発機構(OECD)の定義によると、
企業、家計、個人、政府、その他の公的・私的組織間を問わず、コンピューターを媒体としたネットワーク上で行われる財・またはサービスの販売または購入である。
経済産業省「平成18年度電子商取引に関する市場調査報告書」より
この定義にも広義と狭義のものがあって….って、この文章だけだと、小難しいですよね。
とどのつまり、
インターネットなどのネットワークを利用して、契約や決済などの商取引をすること
これがECなのです。
有名な代表例としてはamazon、楽天市場、ポンパレモール、ZOZOTOWNなどが挙げられます。
また最近ではフリマアプリのメルカリ、ショッピーズなど、個人同士がアプリなどを通して取引を行うものも現れました。そういった形態のものもECに含まれます。
2013年のBtoC(企業と個人間の取引)におけるEC 市場規模は 11.2 兆円となり、前年比 17.4%の増加で、EC市場は年々拡大傾向にあります。
経済産業省「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)」の結果公表について(調査結果要旨) 参考
なお「eコマース」、「電子商取引」など複数の表記がありますが、当ブログでは特別な理由がない限り、「EC」と表記します。
EC用商品撮影サービス
EC市場の拡大で需要が見込まれるのが、商品撮影サービスです。
これはプロのカメラマンなどの専門スタッフらによって、ECサイトに載せる商品の撮影を行うサービスです。
しかし、なぜこのようなサービスが必要なのでしょうか。
インターネットで買物をする際には、商品と消費者との接点が「写真」と「説明文」しかありません。触ったり、それが自分合うものか実際に試してみたりすることはできません。
だからこそ、視覚から得る情報というものが重要になります。
この商品はどういう色なのか?大きさはどのくらいか?などの情報を正確に写真におさめる必要があるのです。
撮影サービスの内容
では商品撮影サービスではどのようなプランがあるのでしょうか。
大きく分けて2つのプランにまとめられます。
1. 商品撮影
商品をより良く見せるために、一番効果的な角度を見極めて撮影したり、一方で多面的な角度から撮影したりと、状況に合わせてベストな方法を選択します。
また、アパレル商品ではトルソー(胴体部分しかないマネキン)に着せて見せるというプランなどもあります。
2. モデル付き撮影
モデルの方に商品を身につけてもらって撮影するプランです。
実際に身につけてもらうため、商品の使用イメージがわかりやすくなります。そのためアパレル以外での商品でも利用されます。
商品のみの撮影にしろ、モデルの方を使っての撮影にしろ、共通しているのはそれが「商品をよりよく見せるための最も効果的な術」であるということです。
商品をより詳しく知っているのは、その商品を作った人、所有している人かもしれません。しかし、商品をよりよく見せるための術は、カメラマンなどのその道のプロたちのほうが詳しいのです。
最後に
個人同士がネットワークを通して、物を売れるようになった時代だからこそ、スマートフォンで気軽に綺麗な写真を撮れるようになったからこそ、「写真を通した効果的な商品の見せ方」という知識が、個人個人で必要になってきています。
個人でも撮影できるような安い料金プランのサービスも多いので、一度「商品撮影サービス」を試してみてはいかがでしょうか。
参考