「日本では13人にひとり」性的マイノリティーとは
おはようございます!
日に日に、冬の気配が近づいてきました。
いよいよ、明日から師走です。
今年もあと少し!体調に気をつけて、頑張りましょう。
本日は「LGBT」についてお話させていただきたいと思います。
LGBTとは
LGBTという言葉を聞かれたことは、ありますか?
LGBTとは
L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。
日本語で言うと、順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別にとらわれない性別のあり方を持つ人、となります。
なお、性同一性障害の当事者が自らをトランスジェンダーと呼ぶことも多いです。前者が医学的な疾患名であるのに対して、後者は自分達の生き方にプライドを持ち、名乗るときに使用されている言葉という理由からです。
「LGBT」は当事者が自分たちのことをポジティブに語る言葉として、北米やヨーロッパで使い始められ、最近では日本でも使われるようになってきています。
日本語では、「性的少数者」「性的マイノリティー」という言葉も、同様の意味合いで用いられています。
【参照】NHKオンライン | 虹色 – LGBT特設サイト | LGBTって何?
「日本は13人にひとり」
【参照図】電通ダイバーシティ・ラボ制作の「セクシュアリティマップ」
電通ダイバーシティ・ラボが「LGBT調査2015」を実施したところ、LGBT層に該当する人は7.6%と結果が出ています。
私も、最近までこういった言葉がある事すら知らなかったのですが、13人に一人がLGBTという計算になります。
クラスに2、3人はLGBTがいる可能性があるというという事です。
11月5日から、同性同士のカップルのパートナーシップを公認する「パートナーシップ証明書」が、東京都渋谷区で交付されることになった事をご存知の方も多いのではないでしょうか。
LGBTが増えてきたというのではなく、認知される機会が増えたり、カミングアウトをされる方が増えただけであり、潜在的にはもっと存在するのではないかと言われています。
ダイバーシティーという考え方
LGBTに対する認知や、理解は少しずつ広まっているものの、組織や社会の中では受け入れられなかったり、カミングアウトできない、結果、転職を繰り返す。というケースも残念ながら多い様です。
ダイバーシティーという言葉をご存知でしょうか?
ダイバーシティー
多様性。相違点。また企業で、人種・国籍・性・年齢を問わずに人材を活用すること。こうすることで、ビジネス環境の変化に柔軟、迅速に対応できると考えられている。
【参照】コトバンクより
元々は多様性という意味ですが、近年ダイバーシティーの考えにより、LGBTの方が働きやすい、理解のある企業も少しづつですが増えてきています。
マイノリティーとして生きることの難しさ
先日、LGBTに詳しい方とお話をさせていただいたのですが、
- 例えば、障がい者用のお手洗いはあるが、なぜ男女それぞれ別に設置されていない所が多いのか。
- 障がい者用のお手洗いがあるものの、男女どちらでも入れる様配慮した、お手洗いや更衣室はなぜないのか。
という事をお話されていました。
現在の社会では、大多数の人に合わせて、環境がつくられています。
東京都渋谷区の「パートナーシップ証明書」等、理解は進んでいますが、
LGBTや障がいをお持ちの方等の少数派の方等にとっては、まだまだ生きにくい環境はたくさんあります。
人それぞれ「しあわせ」の形は違うと思いますが、一人でも多くの方が、生きやすい社会になってくれればと思っています。
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