身近にある「ひきこもり」について
おはようございます!
日に日に、日差しが強くなり初夏のにおいがしてきました。
クリエイター育成協会の事務所には、大きなベランダがあるのですが、
毎朝の植物達への水やりが、最近の日課です^^
月曜日は、クリエイター育成協会の新しい事業
「CRAワークサポートセンター」の事、
「福祉」の事についてお伝えしたいと思っています。
本日は、「ひきこもり」について触れてみたいと思います。
「ひきこもり」とは?
「ひきこもり」という言葉、近頃、良く耳にする言葉だと思います。
家から出られない人。不登校。イメージは様々です。
厚生労働省では、「ひきこもり」に対して以下の様な定義を授けています。
ひきこもりという現象は、義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家の外での仲間との交遊などの社会参加を避けて、一応6カ月をめどに、それ以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態です。
また、他者とは交わらない形で外出はできるといった場合も含んでいます。
「ひきこもり」の推計
内閣府が平成22年2月に実施した「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」によると「ふだんは家にいるが,自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」者を含む広義のひきこもりは,69.6万人と推計されています。
年代も、小学校に就学後から、10代〜20代の若年層を想像しますが、
近年では引きこもりの長期化や、社会に出た後に引きこもりになってしまうケースなどにより、30代、40代の年齢層が増大しており、当事者の保護者である「親」の高年齢化も問題になってきています。
「ひきこもり」はなぜなるの?
ひきこもりは、なぜなるのでしょうか。
不登校や、就職、新しい職場でなじめなかったり、病気が原因だったり、さまざまなケースが考えられます。
下記は、内閣省のひきこもりになったきっかけの統計です。
ひきこもりは、統合失調症、躁うつ病、器質性精神病などの基礎疾患が無いという事が定義されていますが、ひきこもりから鬱病や精神疾患の発症など、二次的な障害を発症することもあり、同時に、さまざまな問題が絡んできます。
グレーゾーンにあることの難しさ
また、統計では確認できていない「ひきこもり」の方も多く潜在してると言えます。
現状、「ひきこもり」は障害者と非障害者のグレーゾーンに位置しており、サポートが難しい位置にあります。
サポートする側として、どうやって支援していけばいいのか課題であり、
就労支援という立場から目を向けていかなければならない問題だと思っています。
地域には、ひきこもり地域支援センター(厚生労働省まとめより)があり、ご本人や、ご家族の相談窓口となっております。