安定した生活は手に入るのか?
おはようございます。
ゴールデンウィークで、一週間ブログのお休みを頂きました、福祉担当の林です。
皆様、ゴールデンウィークいかがでしたか?
私は、やはり「サザエさん症候群」になりました。
先週はとても辛い一週間になりました。
ですが、
今週から、更に気持ちを引き締めて、仕事頑張ります!
さて、今週のお話は、
新しい環境で4月から働かれている方々は、この時期、
少し不安になる頃ではないでしょうか?
「社会人になって、安定した生活を送ることが出来るぞ!」と思って、
日々を過ごしていたけれど、
この時期、少し、そんな気持ちが揺らいできた・・・という人も
おられるのではないでしょうか?
そんなあなたに、「安定した生活とは・・・?」というテーマをお送りいたします。
働く理由は何ですか?
突然ですが、「みなさん、なんで仕事に就くのでしょうか…?」
例えば、
・親孝行したい・・・
・大学3回生も終わりになるにつれて、就職活動の時期になったから・・・
・みんながしているから・・・
・親がちゃんと仕事しろ!っていうから・・・
・それがあたりまえだから・・・
・お金が欲しい・・・
・安定した生活が欲しい・・・
・一人暮らししたい・・・
あげれば切りがありません。いろいろあると思います。
皆さん、働く理由は違うでしょう。
その中でも、
現在、社会的に不安定な経済状況で、
就職しても、バブル時期のように、昔ほどお給料がもらえるわけではありません。
だからこそ、
若者達は、「安定した仕事」を選ぶようになっています。
突然つぶれない会社
突然解雇されない会社
そのような不安もつきまとうこの社会で、「安定」を選ぶことについて、
考えたいと思います。
具体例を考えてみよう。
この現代社会において、
あこがれの仕事や夢の仕事なんて、なれるわけない!と挑戦する前から諦めて、
安定した仕事、安定した生活を求めて、就職活動をする。
↓↓
自分が求めていた「安定した仕事」への就職が決まりました。
↓↓
働きだした途端、
自分自身が思い描いていた「安定した仕事」のイメージが違ったことに気づく・・・
ということはありませんか?
安定した仕事ってあるの?
なぜ、自分自身が思い描いていた「安定した仕事」のイメージが
違う状態になるのでしょうか?
結論から言うと、実は、
「安定」というのは、
自分自身が想像から作り出している価値観でしかないのではないでしょうか?
それを証拠に、
自分が考える「安定」が、万人共通とは限らないですよね。
更に言えば、
今まで「安定」と考えていた状態に、自分自身が身を置いた途端、
今まで考えていた「安定」が、不安定なものに感じることもあるはずです。
例えば、
安定している仕事に就きました。
「仕事内容」よりも、安定した仕事を選びました。
するといずれ・・・、
「何の意味があるのだろう・・・」「自分の人生って・・・」
なんて考えることも出てくるかもしれません・・・。
どんなに高額のお給料をもらって安定した仕事をしていても、
自分自身のやりたい仕事、能力に見合った仕事をしないと、
不安定な状態からは抜け出せないのではないでしょうか。
例えば、
安定した収入のある日々を送っているけれども、
パチンコが好きだ。宝くじをいつも買う。など。
安定した状態に身を置いた途端、
不安定な状態に身を置きたくなることもあります。
「安定」という存在
すこし、いろいろな例を挙げてみましたが、
このような例から考えられるのは、
「安定」と「不安定」は、どちらも、
どちらが欠けても、成り立たない関係なのです。
不安定があるからこそ、安定があって、
安定があるからこそ、不安定がある。
安定を望むのであれば、
自分自身が不安定な状態であることを、認めなければならない。
なぜなら、不安定な状態だからこそ、安定したいと望んでいるのだから。
そして、
自分自身の今の状態が、どういう不安定さを持っているのかを理解することで、
自分自身が求める「安定」が、明確になる。
だけど、
心の持ちようとして「安定」にとらわれない方法は、
不安定を認め、
不安定な状態だからこそ、些細なことで喜びや楽しさを感じられる自分自身に、
ありがたみを感じることではないでしょうか。
悲しいかな、不安定な状態は絶えず続きます。
だけど、
不安定な状態が絶えず続くからこそ、夢や希望が持てる。
不安な気持ちがあるからこそ、次へのステップにすすめるのです。
今回は、「安定」と「不安定」という少し曖昧なテーマでしたが、
皆さんが、人生を不安に感じておられる気持ちに、
寄り添うことが出来たら良いなと思っております。
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本日の更新者:
ハヤシ
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