人を思う気持ちが、人を動かす
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3月から、ブログを書き始めて、もう3ヶ月になります。
福祉担当として書かせていただいてます「ハヤシ」ですが、
最近、仕事をしていて思うことは、
「人を思う気持ちが、人を動かす」ということです。
言い換えると、「他人を気遣う心」が「他人の心と行動に変化を与える」
そんな風に思っています。
本当は、「他人を、あなたが思うように動かすことなんて出来ないんです。」
他人は他人。
あなたではありません。
何を良しと思うかも、人それぞれ。
あなたが今までの経験上、痛い目にあって、学んで、
もしも仮に、他人が、あなたと同じ目にあっていて、
あなたは、よかれと思って「こうした方が良い!」と、助言しても、
その助言に従うかどうかは、本人次第です。
他人の、痛い目にあって経験し学び、人として強くなる過程を、
あなたが奪うことは出来ないのです。
「あなた自身が感じた痛い経験」と、「同じ経験」を、
他人が同じく「痛い」と感じるかは不明です。
決めつけることは出来ません。
どんな人でも、自分自身の価値観で、他人を判断することはしてはいけないのです。
最初に言わせていただきました「人を思う気持ちが、人を動かす」ですが、
「個々人の人間性や価値観、能力、判断など全てを受け入れる」
それが「人を思う気持ち」だと思います。
そして、
「あなたが、個々人の人間性等を受け入れることで、
相手も、あなた自身の人間性や価値観、能力を受け入れてくれる」
それが、「人の心を動かす」ことだと思います。
人の心を動かすには、
相手が、私自身を信じてくれて、
私が発する言動を全て受け入れてくれることが必要なのです。
人間関係において、やはり、
お互いの人間性すべてを信じ合える関係であってこそ、
お互いの言動を受け入れることが出来るのです。
確かに、人と付き合う中で、
「こうしたら?」「ちがうよ!」って、自分の経験上言ってしまいがちですが、
それも、他人にすれば、学びの経験であって、
相手の経験も判断も全て受け入れ、
原因や結果を究明するコミュニケーションを行い、
一緒に成長している時間を共有すれば、
お互いの心を、更に成長させる良い経験となるのではないでしょうか?
人を思う気持ちは、いろいろありますが、
あなたが思っている「人を思う気持ち」のあり方と、
他人が思っている「人を思う気持ち」のあり方は、
違うかもしれませんね。
その点について、いろんな人と、会話を繰り広げることで、
あなたと他人の価値観の違いが明確に分かるでしょうし、
更には、
他人が持っている価値観もわかることで、
「相手の望んでいる行動を、あなた自身がとってあげようと気遣う気持ち」から、
これから、あなたが他人に対する言動も変わるでしょうし、
他人が行うあなた自身への言動も、
あなたが望むものに変わってくるかもしれません。
今日は、「人を思う気持ちが、人を動かす」というテーマでしたが、
いかがでしたでしょうか。
日々、仕事に追われ、自分自身を見失うと、
他人の些細な行動にイライラしてしまいがちですが、
「あなた自身が、他人を気遣うことで、他人もあなた自身を気遣ってくれる」
そう思って、日常生活を送ってみてください。
よりステキな人間関係が築けることでしょう。
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本日の更新者:
ハヤシ
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