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どういうところを『コワーキングスペース』っていうの?

2016年07月20日池田 真知子
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実のところ『コワーキングスペース』っていう言い方がちょっと古くなってきた?感じもある今日この頃です。

最近は似たような業態でも言い方がちょっと違ったりして『シェアオフィス』とか、『インキュベーション施設』、『オープンイノベーションオフィス』なんていう言い方もあり、いわゆる『コワーキングスペース』とどうちがうの?って思われる方も多いかと思います。

必ずしも呼び方と業態が一致しているわけではなく、各施設各サービスによって、呼び方とそれに対するサービス内容に違いはあります。

「みんなで集まって何かするためのスペース」
というところもあり、そういうところはいわゆる「貸会議室」に近いのですが、やってることが会議やセミナーだけではなく、みんなで知識や技術を共有しあって新しい何かを作り上げるための場所みたいな傾向があります。

そういう意味ではちょっとおしゃれなレンタルスペースは『コワーキングスペース』の一角をになっている感じもあります。

実際、コワーキングスペースで行われるイベントはこういった内容のものが多いです。

で、『コワーキングスペース』と『シェアオフィス』、『インキュベーション施設』、『オープンイノベーションオフィス』の違いについては、だいたい下記のようなサービスの違いがあります。

コワーキングスペース 料金システムがドロップイン(一時利用ができる)
シェアオフィス あまりオープンではない場合が多く、広い部屋の中をパネルなどで区切って、区切ったスペースを月極などでレンタル。『オープンシェアオフィス』というところもあります。
インキュベーション施設 シェアオフィスと同じように、スペースや部屋を月極でレンタル。運営が地方自治体や行政機関であることが多く、比較的リーズナブルでレンタルできるが、審査があったりレンタルに期限があったりする。
オープンイノベーションオフィス こうなるともうただ”言い方”って感じにもなってきますが、「オープンイノベーション」というだけあって「技術革新的なことを考えたい人たちが集まっているオフィス」といった感じになります。

で、「さらに『シェアオフィス』や『インキュベーション施設』、『オープンイノベーションオフィス』に『コワーキングスペース』も併設してます」みたいなところも多いですね。

なので、やはり『コワーキングスペース』は上の表の下3つとはちょっと違って、気軽に思いついた時に立ち寄れる感が強いです。

先にも言いましたが、各施設によりサービス内容はさまざまなので、一概にこうとは言い切れませんが、だいたいこの言い方だとこういう業態であることが多いんだなと思っていただけるとよいかと思います。

そんな中でうちでいうと『コワーキンスグペース』ということにしているので、みなさん思いついた時に気軽に利用していただければ幸いです。

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