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コワーキングスペース運営者から見る最近のお仕事事情

2016年06月22日池田 真知子
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コワーキングスペースcoto(以下、coto)は、
オープンしてから今年で4年目になります。

正直最初の1年くらいは
ほぼまったくコワーキング利用のお客様はおらず、
2年目くらいでようやくぽつぽつ
ご利用いただくお客様が増えてきて、
最近やっとcotoを利用してくださるお客様の層が
見えてきた感じです(・∀・)ヨカッタヨカッタ

この4年くらいで、
コワーキングスペースを利用してくださる
お客様の客層もずいぶん変わってきているように思います。

今回はそんなコワーキングスペースを通じたお仕事事情について
お話しします。

 

お仕事事情①『フリーランサーが減った!?』

コワーキングスペースと言ったらやっぱり
フリーランサーの皆様の利用ですよね。

そもそもコワーキングスペースの始まりも、
フリーエンジニアや学者の意見交換の場が始まりです。

一人で黙々仕事するもよし、
隣の人と熱く議論するもよし。

そもそもそんな働き方ができるのが
フリーランスの方々の方が多かったので
必然的にお客様のほとんどはフリーランスの方でした。

ところが!

なんだか最近フリーランスの方々が
減ってきているように思います。

特にエンジニアさん! どこいきましたか!

 

うわさによると優れたエンジニアさんは
東京に召喚されていったとかいないとか。
また、社員に戻ったというパターンも多いように思います。

これは日本経済的にはいい傾向なのかもしれません。

なぜフリーランスの方々が会社に戻ったか。

それは、おそらく昔に比べて単純に働きやすくなったり、
理解が増えたからだと思います。
本当に少しづつだと思いますが、
あまりに過剰な長時間労働は訴えやすくなりましたし、
少子化で子育てのために男性が育児休暇を取ることも
やりやすくなったと思います。

多様な働き方が認められることで、
フリーにならなくてもよくなり、
ちゃんと会社に属して
社会保険をもらって
安心して働ける社会になりつつあるとしたら、
それはとても喜ばしいですね。

(でもたまにはコワーキングスペースきてねー!)

 

お仕事事情②『企業の利用が増えた!』

「企業の利用が増えた」というのは、
つまり、会社員の方が1日会社にこもるのではなく、
あえて外に刺激を求めて
コワーキングスペースを利用するスタイルが
増えたということです。

ちょっと前は、
大きな企業は信用がある会社と取引をするのが主でしたが、
最近は自分たちとは違ったアイデアを引き出すために、
外部のデザイナーやプランナー、
エンジニアといった外部と積極的にコミュニケートし、
自社を強化していっている傾向が強くなってきています。

変な言い方かもしれませんが、
動物が自分たちのDNAを強くするために
わざと外部の血を入れるのに似ていますね。

また、それだけじゃなく商品の話題性を狙って、
わざと外部のエンドユーザーを交えたイベントをして、
そこで掘り出された優れたアイデアを商品化する、
といったようなことも増えてきています。

エンドユーザーはそのまま
優れたインフルエンサーになりえますもんね。
非常に合理的です。

 

お仕事事業③『女性が中心としたグループの利用が増えた』

これも本当に増えました。

多様性な働き方が増えたことで
女性が活躍しやすくなった、
というよりは、
女性がリーダーシップを
取ろうとする意識が高くなったかな?
そんな気がします。

とてもいいことですよねぇ。
どんどん利用していただきたいです。

見ていて面白いのが、
女性の方がアイデアの内容が生活に近いように思います。
自分の生活に直結しているといいますか。
女性の方々はいよいよ自分がほしいものは自分で作る!
となってきているのかもしれないですね。

まとめ

と言ったように、
コワーキングスペースの存在価値も
時代とともに変わりつつあります。

もっとアイデアとアイデア、
人と人をマッチングできるスペースを
目指したいですね。

皆様のご利用とやりたいコト、
聞かせてください^^
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