広がるO2O 〜shopperの新たな連携機能〜
2014年07月10日
Eコマース構築システム「shopper」が各種機能の追加を行ないました。
中でも興味深いのが「Google Map連動機能」です。
単純に実店舗の地図をshopper上で表示できるだけ。
非常にシンプルな機能です。
ひとによっては
「え?それだけ?」と感じたかも知れません。
しかし、この機能追加は、
EC業界の流行を取り込もうという”ねらい”を明確に感じることができます。
以前「楽天カフェ」の紹介した際に「O2O」という言葉が
近年注目を集めているというお話をしました。
「O2O」とは「online to offline」の略称で、
ネット上の店舗から現実の店舗への集客を狙う意味の言葉です。
楽天カフェの場合はむしろ実店舗から
ネット上の店舗への誘導を目指した試みでしたが、
shopperの今回の試みは明らかに
ネット上のサイトから現実の実店舗への誘導を目指した
ユーザーに向けたサービスです。
こうしたEC関連サービスのちょっとした機能追加からも
今、日本のEC運営者たちがいかにO2Oを目指しているかを
感じることができますね。