Amazonの新サービス Kindle Unlimited
昨今「○○ホーダイ」ブームです。
以前ブログで紹介したものでは
「iTunes match」の様な月額定額の「音楽聞きホーダイ」サービス、
ソニーが企画する「PlayStation Now」という「ゲームしホーダイ」サービスのほか、
「Hulu」を初めとした月額定額の「動画見ホーダイ」サービスや、
ちょっと違ったものでは先日ドコモとソフトバンクが
月額定額の「通話しホーダイ」サービスを始めましたね。
通信技術の進歩、何より「クラウド」の登場によって
デバイスにとらわれることなく何度も繰り返し使用できる
コンテンツやサービスがもはやスタンダードになりつつあります。
そんな中、Amazonが新しい「○○ホーダイ」サービスを開始しました。
電子書籍が「読みホーダイ」 Kindle Unlimited
「Kindle Unlimited」はAmazonが提供する
月額定額の電子書籍読み放題サービスです。
月額9.99ドル(日本円で1000円程度)で60万タイトルを
好きなだけ読むことができる他、
約2,000タイトルのオーディオブック(書籍を音声で読み上げてくれるサービス)
を楽しむことができます。
私の不勉強だったのですが、この「Kindle Unlimited」以前に
こうした定額制の電子書籍配信サービスがすでに行なわれていました。
「Scribd」は月額9ドルで40万タイトル、
また「Oyster」は月額10ドルで50万タイトルと
タイトル数ではKindle Unlimitedが勝っているものの、
ハーパーコリンズ、アシェット、サイモン・アンド・シュスタ、
ランダムハウス、マクミランの
米出版大手5社の書籍はまだ取り扱いがないため、
先行のサービスと比べて「作品の質では劣る」と見ることもできます。
またAmazonの年会費制のAmazonプライムとサービス的に重なる点も
多いことから今はまだ利用を見送るという方もいるようです。
おわりに
個人的にはMarvelとかDC comics等のアメコミ出版社が
似たサービスを行なってくれないかしらん…なんて思ったりしています。
アメコミは日本語翻訳版が少ない上に非常に高価なので…
ニコニコ動画みたいに電子書籍化されたアメコミに対して
ファンがみんなで翻訳を付けていって楽しむサービスなんてあったら
非常に現代的で面白そうですね。