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動物と触れ合うことの効果「アニマルセラピー」について

2015年12月07日前田
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おはようございます!

月曜日、福祉ブログ担当の前田です。

皆さんは、お家でなにかペットを飼われていますか?
私は、今は猫を飼っておりますが、その他にも、子供の頃から、犬、小鳥、あひる等、動物と触れ合って暮らしてきました。

今日は、動物の持つ不思議な力を取り入れた「アニマルセラピー」についてご紹介したいと思います。

アニマルセラピーとは

アニマルセラピーとは
人のストレスを軽減させたり、自信を持たせたりすることを目的として、人と動物とを触れ合わせる療法です。犬や猫を始め、ウサギ、ウマ、イルカなど、人間と喜怒哀楽を共有できるような情緒性の高い哺乳類が主にセラピーアニマルとして用いられます。
国際的にはAnimal Assisted Therapy(AAT=動物介在療法)と呼ばれ、動物を治療の一部として介在させることにより、患者の身体的、精神的、社会的機能の回復を目的とする医療行為の一種とみなされています。
【参照】子犬のへやより

 

アニマルセラピーの種類

アニマルセラピーの活動には大きく見て、AATAAAに分類されます。

動物介在療法
Animal Assisted Therapy=AAT

AATとは、アニマルアシステッドセラピーのことで、これは専門家が行うセラピーになり、これは、医師や獣医師、看護婦、介護士など、その分野の専門家がいて行うもので、治療を目的としたセラピーになります。

アニマルセラピー表

【参照】healthクリックより

 

動物介在活動
Animal Assisted Activity=AAA

AAAとは、アニマルアシステットアクティビティのことで、治療を目的としているのではなく、人間と動物が楽しく良い関係を作ることが目的とされていますので、専門家を必ずしも必要としていません。だからと言って適当に簡単にできる、と言うのではなく、例えばスクールの実習生が勉強や準備をしっかりして、事故が起きない様にするなど配慮が必要です。

【参照】ドッグセラピー・アニマルセラピーの資格や効果についてより

 

アニマルセラピーで活躍する、さまざまな動物たち

アニマルセラピーというと、犬や猫を思い出しますが、さまざまな動物が活躍しています。その一部をご紹介いたします。

iruka

イルカ

【イルカの持つ特殊能力】
イルカはひたいから超音波を出して、仲間とのコミュニケーションを取ると言われています。この超音波で人間の体内の様子を知ることもできるといいます。
例えば身体の左右どちらかが麻痺している人が海に入ると、イルカは必ず不自由な側にまわって泳ぐそうです。
また、自閉症やうつ病の人にはそっと寄り添うなど身体だけではなく、精神状態も察知すると言われています。

【効果】
イルカには健常者と障がい者を見分ける力があり、障がい者には特に優しい態度をとるなど、いつもとはちょっと違った対応をすると言われています。
見る機会の少ないイルカとの触れ合いは、“大きな癒し”を生みます。イルカと遊んで、受け入れられたと感じることでポジティブ思考になるなど、精神的にも良い影響を与えます。

 
 

小鳥

小鳥

【効果や注意点】
小鳥を用いたバードセラピーは、脳梗塞などで脳に障害を持つ人にも有効とされています。
日本では、セラピーといえば犬や馬が一般的ですが、海外では、バードセラピーに適している鳥の認定試験を行っている団体もあるそうです。
お喋りが上手な大型インコやオウムも癒しを与えてくれますが、セラピー効果を期待するなら、最初は小鳥をお勧めします。
コンパニオンバードと触れ合うことに慣れていない場合、大型インコやオウムの声や体の大きさなどに恐怖を感じる人もいるからです。

 
 

馬

アニマルセラピーで最も歴史が古いのが、ホースセラピーで、馬の穏やかな性格を利用したホースセラピーが医療・福祉の分野をはじめ、様々な分野で行われています。

【効果】

ホースセラピーには、身体的効果心理的効果があると言われています。

身体的効果としては、乗馬することで、高さや馬の温もり、振動、リズムが脳を刺激して普段使わない筋肉や神経を自然と使うことになります。
また、乗馬のリズムは特別な技術が不要です。馬にまたがっているだけで、足や膝に負担をかけずに運動効果が得られることから、 ダイエットや病気療養のリハビリとしても行われています。

心理的効果としては、いつもとは違う環境の中で馬に触れたり、自分より大きな動物を操るといった体験を通して、勇気や自信、チャレンジ精神などを身に付けることができます。
馬に乗り目線が高くなることで見える世界も変わり、感動を覚えるでしょう。
穏やかに馬に接することで、思いやりの心も育まれますし、日頃のストレスや孤独感なども解消されていきます。

 


【参照】福祉総合サイトハピネス福祉・医療に係る動物より抜粋

おわりに

本日は、アニマルセラピーについて、ご紹介しました。
動物には、人間にはできない不思議な力を持っていますね^^

施設の利用者さんや来所される方も、動物が大好きという方が多いです。
動物をいたわる気持ち、他人を思いやる気持ちが強く、私の方が気づかされる事も多いです。

こういった、活動が誰かの癒しに少しでもなればと思っています。

 


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