「福祉」に関する、おすすめの漫画
おはようございます!
月曜日、福祉ブログ担当の前田です。
今年も、あと少し!
年末でバタバタされている方も多いと思います。
皆さん、漫画はお好きでしょうか?
本日は、福祉を題材にした「漫画」についてご紹介したいと思います。
読まれたことのある作品、無い作品とあると思いますが、
年末の忙しさの息抜きに、いかがでしょうか?
障がい者スポーツを扱った作品
リアル
【ストーリー】
車いすバスケットボールの有力選手であり、元々はピアニストであり短距離走の有力選手であったが骨肉腫により右脚を切断、その後車イスバスケと出会い、様々な挫折や困難と闘っていく戸川清春。
小学校から高校までバスケに打ち込んでいたが、交通事故により他人を下半身付随にしてしまいその罪に苛まれ高校も中退してしまうが、戸川との出会いをきっかけにバスケットボールを中心として新たな自分の道を見出そうとする野宮朋美。
野宮の同級生でバスケ部のチームメイトであり、小学校からバスケに携わっていたが、交通事故により下半身不随になりそれを受け入れることができず、野宮と衝突するなど自尊心の強い性格であったが様々な人々との出会いにより少しずつ自分を変え、新たに車イスバスケに自分の活路を見出そうとする高橋久信。
以上の3名を中心に、現実に起こる困難と闘っていく。
【参照】Wikipediaより
障がい者スポーツ=車椅子バスケットを扱った作品。
車椅子バスケットの楽しさと共に、障がい者の現実=リアルを描いた作品です。
病気や事故で、ある日突然障がい者になるかもしれない、という事を私たちは、忘れてはいけないですね。
井上雄彦(著)/1999年〜
精神障がい、うつ病を扱った作品
メンヘラちゃん
【ストーリー】
「今日こそ笑顔で話したい」ネガティブに前向きな女の子・メンヘラちゃん。
体は弱いが妄想は暴走する腐女子・病弱ちゃん。心身ともにふつうな男の子・けんこうくん。そんな中学生3人の、ほのぼのブラックな日常。現役女子高生作家による、切なくも愛おしい等身大の物語。
メンヘラ=”心に病を持つ人”を意味する俗語の事。
最初は著者のホームページやpixivで私的に公開されたウェブコミックだったが、インターネット上で反響を呼び、単行本が刊行された作品です。
自らも不登校の経験を持つ著者が、中学2年から3年にかけての期間に発表した漫画。
【参照】コミックシーモア、Wikipediaより
うつ病や、メンヘラという言葉を日常で良く耳にする今日この頃。
当事者だからこそ、描けるリアルな内容もあり、若者だからこそ描ける内容です。
琴葉とこ (著)/2012年
発達障がいを扱った作品
プロチチ
徳田直は、生真面目でこだわりだしたら止まらない性格。
対人関係でトラブルの多い直は、現在無職。専業主夫として息子太郎の育児に専念。
当初、自らの立場に戸惑い悩んでいたが、「プロの父親」として育児する事を仕事と捉え、これまでにない感覚が目覚めていく。
アスペルガー症候群と専業主夫の育児を題材にした内容。
発達障がい、男性の育児、どちらの観点から観ても面白く読める作品です。
逢坂 みえこ (著)/2011年
摂食障がいを扱った作品
脂肪と言う名の服を着て
【ストーリー】
OLののこは、恋人の斉藤を同僚のマユミに寝取られたことから「痩せればきれいになれる、痩せれば幸せになれる」と思い、謎の老人から与えられた大金でエステに通い始める。
しかし同僚の仕事のミスを被らされた挙句、陰湿なパワハラを受け、斉藤との関係も悪化、そのストレスで食欲を抑え切れず過食嘔吐に陥る。かくして病的なまでの痩身となったのこだが、状況は却って悪くなる一方だった。
【参照】Wikipediaより
ダイエット、摂食障害、現代社会の女性を取り巻くさまざまな悩みや問題を扱った作品です。
個人的に好きな作者さんですが、作品名のインパクトと、観た当初、女性としてとても他人事と思えなかったのを覚えています。
安野 モヨコ(著)/2002年
おわりに
「福祉」というと「硬いイメージ」がありとっつきにくい方も多いのではないでしょうか。
福祉の事をみじかに考えるという所で、是非一度、手にとっていただければと思いご紹介しました。
もちろん、作品ですので著者の個人的な意見なども反映されてきますので、
あくまで、参考としてご覧いただければと思います。
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