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バリアフリーとユニバーサルデザインの違いとは

2015年06月08日前田
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おはようございます!

近畿地方も6月に入り、梅雨入りしたようです。
雨の合間のスキッと晴れた日は、外に出たくなりますよね^^

普段スポーツをしないスポーツ音痴の私ですが、
健康とダイエット(←こちらがメインです)の為に何か初めようかと思う今日この頃です。

月曜日のブログは、「福祉」についてお伝えしたいと思っています。

本日は、バリアフリーとユニバーサルデザインの違いについて書きたいと思います。

スポーツを通した取組み

先週末、フットボールの観戦に行ってきました。

今回、観戦させていただいたのは、車いすで行なうフットボールでした。

普段から車いすを使われている障がいのある方だけでなく、
障がいのない方も一緒になってフットボールを楽しむイベントです。

wheelchair-football-japanさんがされている活動で、フットボールやその他のイベントを通して、障がいがある方もない方も共存していける社会を目指されています。

具体的には、企業さんと障がい者と共同のイベントを通して、
表面だけでなく障がい者の方の普段の様子や、お互いの良い所を認めることにより、就職に繋げる活動をされています。

スポーツ音痴で、フットボールのルールすら分からない私ですが・・・
楽しい!という気持ちを共存させていただきました!

バリアフリーとは?

上記で、車いすのお話をさせていただきましたが、

バリアフリーとは、どういった意味でしょう。

バリアフリー(Barrier free)とは、
対象者である障害者を含む高齢者等の社会的弱者が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。
<参考>Wikipediaより

ユニバーサルデザインとは?

同時に良く使われているのが、ユニバーサルデザインという言葉です。

ユニバーサルデザイン(Universal Design、UD)とは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。
<参考>Wikipediaより

ユニバーサルデザインは、1990年代後半に米国ノースカロライナ大学のロン・メイス博士によって唱えられました。
自身も車椅子の利用者だった博士はユニバーサルデザインの7原則を発表しています。

1.公平性
使う人がだれであろうと、公平に操作(そうさ)できること
できるかぎり、すべての人が、いつでもどこでも、同じように使いこなすことができる

2.自由度
使用するときの自由度(じゆうど)が高いこと
たとえば、右ききの人でも、左ききの人でも、思いどおりに使える

3.カンタン
使い方がとっても簡単であること
ひと目見ただけでも、すぐに使い方が理解(りかい)できるわかりやすい作り

4.明確さ
わかりやすい情報で理解しやすい
使う人の知りたいことが、わかりやすくていねいに説明されている

5.安全性
使うときに安全、安心であること
うっかりミスで、まちがった使用をしても、できるかぎり危険につながらない

6.持続性
使用中からだへの負担が少ない、少ない力でも使用ができること
長い時間使っても、どんなかっこうで使用しても、疲れにくい

7.空間性
だれにでも使える大きさ、広さがある
使う人の大きさや、姿勢(しせい)、動きに関係なく、ラクに使いこなすことができる

<参考>コクヨのユニバーサルデザイン ロン・メイスの7原則より

バリアフリーとユニバーサルデザインの違い

バリアフリーとユニバーサルデザインは混同されがちですが、

大きな違いは、
バリアフリーは障害者・高齢者等特定の方に基準をあわせて考えられたもの、
ユニバーサルデザインは、文化や国籍を問わず、全ての方を基準としているものです。

おわりに

今回は、バリアフリーとユニバーサルデザインについて触れてみました。

福祉事業、身体に障がいを持つ方と接する機会を多く頂いて気がついた事ですが、
現在の社会や環境は、健常者を基準として考えられたものが、まだまだ多いという事です。

現状を変えていくのは、なかなか難しとは思いますが、
冒頭で触れたフットボールのイベントなどを通して、

お互いの事を知ろうとする気持ち、寄り添う気持ちを持つ事で、少しづつ変わっていってほしいと思います。


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NPO法人クリエイター育成協会が運営する、京都駅付近の就労移行施設です。
障がいのあるなしにかかわらず、プロのクリエイターを育てることを理念に、就労を目指して勉強していただいております。
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