「ワールド・カフェ」による自分の立位置の気づき
おはようございます!
普段、事務所でのディスクワークが多い私ですが、
お休みの日に仕事をする時は、ノートパソコンを持って「ノマドワーカー」になる今日この頃です。
カフェに行く事が多いですが、周りが賑やかな方が仕事がはかどるから不思議です^^
月曜日は、クリエイター育成協会の新しい事業
「CRAワークサポートセンター」の事、
「福祉」の事についてお伝えしたいと思っています。
本日は、先日開催させていただいた、就労継続支援事業所でのワークショップの様子をお伝えしたいと思います。
ディレクションセミナーの背景について
就労継続支援A型事業所をされている就労創造センター せふぃろとさんでセミナーをさせていただきました。
せふぃろとさんでは、ホームページ制作、CMSの構築、ブログの作成・運営・管理をされています。
今回、お話をいただいたきっかけは、当協会の「ウェブディレクションの教科書」を知っていただいた事から始まりました。
セミナーを開始前、実際に事業所へお邪魔してきたのですが、とても風通しの良い明るい職場です。
ヒアリングをさせて頂いて分かった事、今抱えている悩みとして、
制作技術はとても安定しているが、
- 職員さんがメンバーさんをディレクションしきれていない事
- ディレクションをできるメンバーさんが限られている事
- また、制作の流れを全員が共有したい!
というご希望をいただき、今回ディレクションとウェブデザインの流れについて、セミナーを開催させていただく事になりました。
ワールド・カフェとは?
皆さんは、ワールド・カフェという言葉を聞かれた事がありますでしょうか?
ワールド・カフェとは、
Juanita Brown(アニータ・ブラウン)氏とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)氏によって、1995年に開発・提唱されました。
当時二人が、知的資本経営に関するリーダーを自宅に招いた話し合いの場において、ゲストがリラックスしてオープンに生成的な話し合いを行えるように、様々な工夫を凝らした空間で話し合いを行った結果、創造性に富んだダイアローグを行うことができたことが始まりとなります。
その後、想像できないほど多くの知識や洞察が生まれたことに感銘を受けた二人が、その経験から主体性と創造性を高める話し合いのエッセンスを抽出してまとめたのがワールド・カフェです。「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。
<参照>ワールド・カフェ・ネットより
今回全12回の、第1回目のセミナー内容として、ワールド・カフェという形式でワークショップを開催させていただきました。
セミナーへのウォーミングアップと、発言する事に慣れて頂く事が目的です。
ワークショップ実践!
今回、ワークショップの主題として、
- 自分が行なっている仕事の再認識
- 自分が、今出来ている事、出来ていない事
について発言し、付箋に書き出していただく作業をした後、模造紙に内容をまとめて、最後に発表していただきました。
始めは、なかなか発言しづらい方もいらっしゃいましたが、徐々に楽しんで意見を言える様になってきました。
現在の自分の立位置の気づき
今回のワークショップの目的は、
仕事内容や、自分自身について洗い出し、現状の自分自身の立ち位置を再確認してもらうという事です。
自分自身への気づきから、今の自分に何が必要か洗い出し、目標を持ってもらう事ができます。
メンバーさん自身ももちろんですが、支援する立場の私達も参加する事により、自分自身を振返り、また俯瞰していく事の重要性を感じさせていただきました。