もうイッパイイッパイなんです・・・!?
先週は、海の日で、福祉のブログをお休みさせていただきました。
梅雨も明け、夏本番ですね!
しっかり水分補給をして、暑い夏を乗り切りましょう!
さて、今週のブログでは、お悩み相談第二弾!
えっ、第二弾?!
・・・ということは第一弾が、そうあったのです。
4月14日「あなたは自分を信じていますか?」
読んでいない方は、どうぞご覧ください。
さて第二弾!お悩み相談です。
今回は、新入社員として新しい職場で働く21歳男性からのお悩み。
「新しい環境で、仕事をいろいろ任されて一ヶ月近く経とうとしています。
新しい仕事を始めてから、仕事のことでいっぱいいっぱいで、
ゆっくりすることができません。
今の望みは、何もかも忘れて、ゆっくり寝たい。
どうすれば、いっぱいいっぱいの状態から抜け出せますか?」
よくありますよね。「いっぱいいっぱい」頭パンクするぅ〜!っていう状態。
今回は、いっぱいいっぱいの状態になぜ陥り、
そして、その状態から抜け出す方法をお伝えします。
なぜ、いっぱいいっぱいになっちゃうの??
いっぱいいっぱいになる状態になる原因は、何なのでしょうか。
例えば、比喩として「頭がパンクする」状態ですが、
気持ちの問題もあると思います。
そのあたりを少し考えてみましょう。
新しい環境
先ず、彼の場合は、21歳の新入社員で、新しい環境に置かれているということ。
アルバイト経験はあるものの、会社で働くという経験が、まだ十分ではない。
慣れない環境で日々過ごす時の、心の負担は、相当なものです。
更に、環境だけではなく、新しい業務内容で慣れないことばかり。
学校やアルバイトでは経験してこなかった、業務内容ばかり。
そして、先ず一番の問題、先輩や周りにいる人との関係もまだ構築できていない。
分からないことを分からないと言えるだけの人間関係が築けていないと、
仕事をこなすのも、難しいですよね。
怒られる恐怖
新しい環境で、自分自身、一生懸命やるぞ!っと意気込んでいても、
周りの先輩や同僚との人間関係によって、業務と自分の気持ちのバランスは、
なかなかうまくとれないこともあります。
周りの先輩や同僚が、自分自身をどう見ているか、気にもなるし、
自分が分からないということを、周りに察知されたくないという思いもある。
更に、自分自身は「出来た!」と思った業務も、
上司に見てもらったら、ダメだという可能性もある。
様々な会社があり、それぞれの職場でのルールが存在します。
働いている職場のルールを知らないと、自分自身が良い仕事をしようとしても、
なかなか思い通りにはなりません。
そうすると、
「出来てなかったらどうしよう・・・」「怒られるの嫌だな・・・」
そんな心理状態にもなるでしょう。
怒られるのが嫌だから、
「どうしよう・・・」「どうしたらいいのだ!?」そんな思いが、
いっぱいいっぱいの原因になる可能性もありますね。
自分自身のプレッシャー
周りとの人間関係の要因もあるとは思いますが、
自分自身の気持ちの持ちようで、プレッシャーを発生させている場合もあります。
「任された仕事、ちゃんとやらなきゃ!」
「ミスをしてはいけない!」
「先輩たちの期待に応えたい!」
「出来ない人だと思われたくない!」
そういう思いから、自分自身のスキルを過剰に大きく見せたりしてしまうと、
不協和音が発生します。
自分は、「間違いなく仕事をしたい!し、ミスもしたくない!」
ですが、相手が求めているものは、
自分自身が思っている仕事の仕方で合っているのか、分かりません。
誰もが、ミスをしたくて仕事をしているわけでも、
出来ない人だと思われたくて仕事をしているわけでもありません。
「どういうやり方をすれば、ミスを引き起こさないか」を考え考え考えていると、
頭がいっぱいいっぱいになるのです。
なぜ頭がいっぱいいっぱいになっているのかを、理解し、
その対策を考えれば、
少しは頭いっぱいいっぱいの状態から抜け出せるかもしれません。
どうしたら抜け出せるの?!
さて、いっぱいいっぱいから抜け出す方法。
みんな知りたいと思います。
今回、いっぱいいっぱいになる要因としてあげた3つ。
「新しい環境」「怒られる恐怖」「自分自身のプレッシャー」
どれにも共通する解決策が、一つあります。
それは、
「しっかりコミュニケーションをすること。」
コミュニケーションをとるということを前提に、
個別に一つ一つ紐解いていきましょう。
新しい環境
どんな人でも、新しい環境で、
やったことのないことばかりでアタフタすることは当たり前なんです。
でも、
職場でたくさんの先輩達が、スマートに忙しく働かれている中で、
新しく入って働いていると、要領得られなくて、不安になりますよね・・・。
じゃあどうしたら良いか。
それは、まず、先輩達としっかりコミュニケーションをとること。
先輩達とどうコミュニケーションをとれば良いか。
それは、自分が働く会社のやり方、見えないルール等を教えてもらう。
日常会話の中で・・・。
こういう情報というのは、なかなか、見せないものだし、言わないものです。
社内でしか通用しない常識もありますからね。
だから、最初は、一つ一つ任された仕事を正確にこなしながら、
「私はこういうやり方をするのですが、
先輩達はどういうやり方をされるんですか?」というニュアンスのことを、
一つ一つ、ウザがられても聞いて、業務をこなす。
情報収集や確認作業は、本当に必要なんです。
又、その姿勢が「やる気」として、先輩達に伝わるんです。
また、初めてやる作業だったら、見栄を張らずに、
「やったことがない」ということはしっかり伝えた上で、
「分からないからやり方教えて!」と手段だけを教えてもらうという
厚かましい姿勢ではなく、
「やったことはないですが、こういうやり方はいかがでしょうか?」と、
手段を提案しながら、学ぶ姿勢を示しましょう。
先輩達も
「新入社員が新しく入ってきて、分からないことだらけだ」と言うことは、
認識しています。
なので、新しく入ってきた特権で、「???」で、
いろんな疑問をぶつけてみましょう。
すると、今まで頭がいっぱいいっぱいになっていたモノが、
一つくらいはほどけるかもしれません。
分からないことが多いと言うことが、
いっぱいいっぱいの原因の一つだと思います。
ですので、
「分からないことを解決していく」
それが、いっぱいいっぱいの解決策の一つです。
怒られる恐怖
次に、自分自身の中に起こる「恐怖感」
先ほども申し上げましたが、
これもまたコミュニケーション不足から起こる感情です。
自分自身が、何も分からない環境の中で、
勝手な判断をしてしまっていることが原因です。
「これはこうにちがいない」
「ぜったいにこうだ」
などという、勝手な憶測をしてしまうことが、
怒られるという恐怖感を起こしてしまいます。
働きつづけていると、社内の雰囲気、人間関係も察知していくと思います。
自分基準で、そのように察知した情報を基にして、
先輩や上司同僚の人間性までも、判断しています。
たとえば、まだ上司の○○さんに報告もしていないのに、
「○○さんは、怒るに違いない!」とか・・・。
勝手な想像や仮定をして、自分自身で恐怖心を作り出している可能性があります。
やってみないと分からない、
言ってみないと分からない。
仕事の報連相を行う相手と、しっかりコミュニケーションを図ってください。
そして、相手を信頼して誠意を持って、対応すること。
たとえ、自分自身が行った仕事に自信がなくて、
「報告するの嫌だな」と思っていても、
伝え方一つで、
上司に怒られるか、はたまた上司が助けてくれるか、変わってきます。
まず、報連相する前に、先入観を持たないこと。
ちゃんと、誠意を持って対応すること。
分からないことを曖昧に終わらせずに、しっかり聞くこと。
職場の方々を信じてみましょう。
自分自身のプレッシャー
自分自身のプレッシャーについても、コミュニケーションが重要ですが、
新しい職場で、
「居心地よく働きたい!」「いい人間関係を築きたい!」という思いは、
誰もが持つもの。
その思いの表れとして、
自分自身を少しだけ背伸びしてみせたりしちゃいます。
最初から、見下されたくないですもんね・・・。
その為の対策を、自分自身、必死で考えます。
どうしたら、出来るやつと思ってもらえるのか。
どうしたら、いい人間関係を築けるのか。
もしかしたら、入社する前から、
あれやこれやと考えているかもしれませんね。
単刀直入に言っちゃうと、
考える時間がもったいないですよ?
新しい職場で、馴染みたいのだろうけど、
どうすれば、馴染めるか、知っているのは、
先人たち、つまり先輩や上司です。
先輩や上司に聞くしかない。
どうしたら、スマートに仕事をすることが出来て、
どうしたら、みんなとわだかまりなく仕事ができるのか。
働きだしたすぐの時点では、何の情報もないのです。
だから、どんなに考えに考えても、
結論は出ないと思ってください。
答えは、自分の中ではなく、会社という組織の中にあるのです。
だからこそ、一緒に働いている仲間と、コミュニケーションをとること、
これが、またもや、解決策になります。
また、自分自身の中で「一生懸命頑張って、褒めてもらいたい!」
そのような思いも、プレッシャーになりますね。
そう思いながら仕事をしていると、
出来ないことが出てきた場合、立ち止まります。
だけど、
褒めてもらいたいから、分からないことを、先輩達に聞くことも出来ない・・・。
仕事が遅れていきます。
すると、締め切りが迫ってきて・・・、
頭いっぱいいっぱい!!になります。
あまり、何もかも自分でやろうと思わないでください。
分からないことを分からないと言えるのが新人の特権。
最初から出来る人なんて早々いません。
最初から馴染める人も早々いません。
はじめは、いろいろ考えると思いますが、
考えすぎて、頭カチコチにならずに、臨機応変に、対応していきましょう。
「これはこうだ!」「こうしかできない!」
そんな固定概念は捨てることです。
そういう自分自身のやり方や考え方に固執してしまうと、
新しい職場に馴染めずに、・・・残念な結果になってしまいます。
というわけで、いろいろ言いましたが、
いっぱいいっぱいにならない方法、
それは、
・先輩達のやり方、考え方、ルールをしっかり、学びましょう。
・コミュニケーションです!
・固定観念や自分自身に固執しないこと
新しい職場、人間関係、新しい仕事、
新しい自分!
今までの自分自身の価値観や固定観念を、少し押し入れに片付けておいて、
新しい環境に慣れるまでは、職場のやり方を学び、実践することが重要です。
終わりに・・・
「仕事のことでいっぱいいっぱい!」なのは、定番で言われているのは、
「許容範囲を超えている」とも言いますね。
じゃあ、許容範囲ってどれくらい?だと思います?
っと聞かれても、表せないですよね。
しかも、
もし表せたとしても、当たり前ですが、人によって様々で、
そのサイズが大きいのか小さいのか分かりません。
だからこそ、
自分自身の能力をしっかり把握しておくことも必要です。
快く、「やります!」「やります!」と、言い続けることだけが、
やる気を示す方法ではありません。
一つの仕事を、これ以上ないくらい突き詰める、それも、やる気の表れ。
あなたが、どのような方法で「やる気」を示そうとしているか、
おそらく、職場の方々は、分かっています。
先ずは、新しい環境に慣れること。
そして、
職場の人たちとコミュニケーションをしっかりとること。
最後に、一番重要ですが、
価値観に固執せず、
自分自身オープンマインドで、
いろんなやり方、考え方を吸収できるようにしておくこと。
それが、いっぱいいっぱいの解決法だと思います。
そうじゃないと、
誰とコミュニケーションしても、あなた自身成長できません。
いっぱいいっぱいの状態から何にも変わることが出来ないですよ。
みなさん、職場に頼れる人がいますか?
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