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Googleが『Google Classroom』で変えようとしている教育現場 – 生徒と教師のコミュニケーションに変化は起きるか?

2014年05月09日高田
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【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】

一昨日、TechCrunchが取り上げた記事に、「クラスの先生と生徒たちがリアルタイムでコミュニケーションできるGoogle Classroomが招待制ベータへ, 宿題の作成管理も楽に」というものがありました。

私が今行っている教育の現場では、多くのセミナー受講生がオンラインストレージを活用して、それぞれに情報を貯蓄されています。

増えすぎた「データ貯蓄」の場と、差別化の難しさ

例えば、画像を保存・管理する場所であれば、
一般的に、非常に使われているのは『Evernote』ですね。画面キャプチャが保存しやすいためです。

また、整理するという上では、ローカルに落としたあとでいいなら、
●『Dropbox』にフォルダごとアップ
●『Googleドライブ』にフォルダごとアップ
●『Microsoft OneDrive』も非常に綺麗にまとまります。

上記が一般的かもしれません。
人によって、保存の仕方は変わりますが、お知り合いで

シスコシステムズのシニアリーダーの方は
●『Picasa』に一元管理している とのこと。

またデザイナー的なまとめ方として
●『Pinterest』を使った収集 というのも有りですね。
http://www.pinterest.com/dezeen/

ただし、これらはオンラインストレージに抵抗のない方が触るということが、前提です。まだ教育課程にいる学生に、活用を促したりどれが良いかを判断させるのは、至難の業でしょう。

「教室」という教育のハコに特化した、コミュニケーション活性化ツール

こうした様々な場所がある中で、教育にフォーカスをあてて場を提供するのは、『Google Classroom』が初めてです。

それこそ、私達Webに携わる人間は『Backlog』や『Chatwork』などを通して、
1:案件の進捗報告
2:スケジュール管理
3:メンバー間の情報共有
などを行ないます。

しかし、こうしたコミュニケーションツールも、お仕事向けに特化しているため、わざわざ「教育」の現場では活用しないケースがほとんど。

そこにGoogleは白羽の矢を立てました。「生徒と先生の間におけるコミュニケーションの場」の提供です。
授業内においては、先程の3つのタスクは必要ありません。

1:理解度の共有
2:先生に質問を投げかける機会
3:宿題の提出の場

と言った、普段クラスルームの中で行われる「授業」への活用ツールとして使用することができ、しいては

4:クラスの生徒同士のコミュニケーション(ハブをなくす)
5:先生と生徒のコミュニケーション(クラスとしてのまとまりを生む)

に結びつけることができます。

おわりに – ベータ版に登録しよう!

現在、招待制のベータ版を公開しています。こちらの「Google Classroom」のページから申請をすれば、Googleから招待状が届きます。教育に携わる皆さん、ぜひ活用してみましょう。

こちらはGoogleが提供している動画です。まだまだ、これからやること・尖った特徴が増えそうですね。

そして、お互いにより良い活用方法を話し合っていきましょう!
ご利用された方のご連絡をお待ちしております ^^。

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本日の更新者:
高田

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