セミナーレポート『失敗しないホームページ・リニューアルセミナー』 Vol.2
【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】
おはようございます!梅雨も明け、台風も去り、真夏日に突入しましたが、皆さん3連休は楽しく過ごせましたか?? 熱中症には気をつけて、この1週間も頑張りましょう!
本日は、「失敗しないホームページ・リニューアルセミナー」のセミナーレポート 第二弾です!
第一弾では、「Web業界における役職と立ち位置」、「講師が体験した失敗談の共有」をお話しました。続きから、ご案内していきます。
第三部:それぞれの「失敗」を洗い出す
みなさんが関わる役職も立ち位置も、人それぞれということで、ここでは「失敗」と自身が考えるケースを洗い出していただきました。
失敗とは、言い換えると「その人にとって、思うような成果が出なかった」ことだと捉えます。出ない理由には2種類あります。
①クライアントから言われたまましか作れないケース
②言われるままで不満足で終わるケース
まずは皆さんに、こうしたシチュエーションを共有し、自分ごと化できるようにイメージを拡げてもらいました。
ここからワークショップ形式に入ります。
ワールド・カフェ形式によるワーク演習
ワークは、「ワールドカフェ」という形式を用いて行いました。
「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。「Knowledge Cafe」とも言われます。
ワールドカフェは、ファシリテーターとコメンテーターという2種類の役割に分かれて行います。
ファシリテーターは、ワークを主導する立場になります。題目を出し、コメンテーターのみなさんで意見を出し合います。出て来た意見や言葉は全て付箋に書いていき、テーブルの模造紙に貼付けていきます。
このワールド・カフェには、注意点が2種類あります。
①出された意見は絶対に否定しない
どんな意見でも、肯定的にすすめることで、自由な表現・想いを伝える場となります。「ふむふむ、なるほど!」と相槌を打ちながら、皆さんの意見に耳を傾けます。
②出た意見は漏らさず必ず付箋に書いておく
どんな些細なことでも、それが発想のヒントになりますし、ふとした一言に「気づき」を得られることも多いです。喋っている側では、そうした一言を把握しながらしゃべることはできませんので、みなさんで積極的に「それ、付箋に書いておこう」などすすめていきましょう。
さて、ルールを確認したうえで、ファシリテーターとして、みなさんに出したお題はこちらです。
質問 その1:ホームページを作成・リニューアルする際の「立ち位置」
質問 その2:悩んでいる・悩んでしまう点
質問 その3:「これはうまくいった!」と感じたこと、その理由
3つの議題を合わせて、40分ほど意見交換を展開しました。40分というと、長く感じられるかもしれませんが、参加者は自らの意見を頭の中から引っ張り出し、言葉に代えていく作業を行いますので、あっという間に時間はたっていきます。
ワークを行う前は緊張感が保たれていた場も、自然と皆さんから笑顔がこぼれるようになり、自分の内なる想いを周りが理解して聞いてくれることが、悩み解決にとても有意義に働くのです。
意見のグルーピング
そうして、まとめたものをグルーピングしていきます。ここでは、◯◯症候群というような切り口で、それぞれが出した意見の付箋を、グループにまとめていってもらいました。
自分の悩みが、周りの悩みと共有され、共通の課題となる瞬間です。こうして、解説のフェーズを迎えるまでに、多様な意見出しを行っていただきました。
さて、次回はいよいよ「課題解決」のお話となります。セミナーを受けられていないみなさんも、ぜひ一人でも複数人でも、ワールド・カフェ形式で悩みを挙げていき、共通認識で解決の話に触れていただければと思います。来週をお楽しみに!
【参考リンク】『失敗しないホームページ・リニューアルセミナー』の詳細はこちらです!是非一度、ブログの記事の理解を深めるうえで、ページの内容をご覧ください⇒
http://cra.jp/lp/seminar_website_renewal/