さまざまな形の就労支援策
おはようございます!
雨が止んだと思ったら、急に蒸し暑くなってきました!
盆地京都も、いよいよ夏本番です^^
月曜日のブログは、福祉についてです。
本日は、発達障害をお持ちの方の支援機関についてご紹介したいと思います。
すぐにお仕事を捜したい、就労したい方
ハローワークにおける職業相談・職業紹介
ハローワークでは、障害者の方に向けたお仕事もご紹介しています。
個々の障害特性に応じたきめ細かな職業相談を実施するとともに、福祉・教育等関係機関と連携した「チーム支援」による就職の準備段階から職場定着までの一貫した支援を実施しています。
<チーム支援とは?>
ハローワークに求職の登録をしている障害者に、就職の準備から職業定着の支援を推進して障害者の雇用促進を行います。
具体的には、ハローワークが中心となり、支援する障害者に地域の支援関係者から構成される障害者就労支援チームを設置します。そして、多数の分野にわたるサービスの提供。計画的・効率を重視したケアマネージメント。就職の準備から職場に定着するまでの徹底した支援を行っていきます。
【参照】障害者雇用を知るどっとこむより
とりあえず、相談をしたい方
発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。都道府県・指定都市自ら、または、都道府県知事等が指定した社会福祉法人、特定非営利活動法人等が運営しています。
発達障害児(者)とその家族が豊かな地域生活を送れるように、保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、地域における総合的な支援ネットワークを構築しながら、発達障害児(者)とその家族からのさまざまな相談に応じ、指導と助言を行っています。
【参考】発達障害情報・支援センターより
障害者就業・生活支援センター
雇用、保健、福祉、教育等の地域の関係機関ネットワークを形成し、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な相談・支援を行っています。
就労を長く続けるためのサポート
ジョブコーチ支援制度
ジョブコーチとは、障害者の就労で、出来る事、出来ない事を企業に伝えて、障害者が就労しやすいように職場内や外の支援環境を整える役割を果たす人です。
主に発達障害者に多く多用されています。
障害者本人に行う支援としては、人間関係、職場とのコミュ二ケーション、継続勤務や、規則を守る事、生活リズムをしっかり安定させる事、仕事内容を理解させる事、作業の向上、作業する態度の改善、通勤の支援などがあります。
就労を目標とした支援
就労移行支援
企業に雇用される事が可能と見込まれる障がい者に対し、職場体験や活動の機会の提供、就職に必要な知識及び能力の向上の為に必要な訓練、求職活動に関する支援や適性に応じた職場の開拓、就職後における職場への定着の為に必要な相談、支援を行います。
当協会が運営している「CRAワークサポートセンター」も就労移行支援事業所になっています。
おわりに
本日は、発達障害をお持ちの方の就労支援機関についてお伝えしました。
発達障害は、子どもの時に診断されるとお思いの方も多い様ですが、近年、中高年の方が転職を繰り返した後、発達障害と診断されるケースも多くなってきているようです。
当事者の方に合った、相談する場所、支援方法、働き方、を焦らずに見つけて行く事が大事だと思います。