ペルソナモデルを考えてみよう!
おはようございます!
デザイナー1年生に、学校では教えてくれない、
でも、現場に出たら必要となる事をお伝えできたらと思います。
クリエイター育成協会では、
異業種からクリエイティブ業界へ転職される方、
また、Webの専門学校で技術やノウハウは教えてもらったけど、
実務経験が無い為に就職が難航している方のサポートとして、
インターンシップ制度という形で実務経験を積んでもらっています。
今週も、引き続き、現役インターン生が
企画し制作までおこなった『セミ講ナビ』のサイトができるまでを、
ご紹介したいと思います。
サイトを作る目的を考えよう!
Webサイトを作る時、そのサイトをどういった人に見てもらいたいか、
また、見てもらったあと、
どういった行動をしてもらうことで、ゴールとするのか、目標設定をすることが
必要です。
インターン生にサイト制作を進めてもらっていた『セミ講ナビ』は、
事前に、講師になりたい人、また講師経験がある方に
アンケートやヒアリングを行いました。
※具体的なアンケート内容は、
『Webディレクションの教科書』第4章に、ご紹介しています。
その中で見えてきたのが、
『講師になりたいけど、何から始めたらいいか分からない人』
『講師経験はあるけれど、自信が無い』
『伝えたいことはあるが、集客はできるのだろうか?』
という悩みです。
そういった講師初心者の方々の手助けになるようなサイトを作ることを、
目的としました。
ペルソナモデルを考えてみよう!
皆さん、ペルソナという言葉はご存知でしょうか?
【ペルソナ】
架空の顧客像のこと。
詳細に設定した顧客のプロフィールを担当者間で共有し、
人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法です。
サイトを作る目的が決まり、いざコンテンツの作成を進めていく中で、
ふと気がつくと、
内容が、どうしても考え方が主観的になってしまったり、
具体性が無いものになってきていることがあります。
そんな時に、ペルソナモデルをしっかり作成していると、
ブレることがありません。
今回、『セミ講サイト』にも、以下のようなペルソナモデルを作成しました。
ペルソナモデルを用いたことで、情報としての具体性が増し、
よりターゲットの想いに近いサイトを作成することができます。
今回サイトを作成中、幾度となく主軸がブレそうになりました。
そういった時に軌道修正する為にも、
サイトの目標、ペルソナモデルをしっかり持っておくことは重要です。
ペルソナモデルを考えるのは、非常に楽しい作業です。
また、身近な人物を当てはめて考えてみるのもいいですね。
是非、一度試してみてださいね。
おわりに
当協会のインターンシップを希望して来られる方は、
これからWeb業界に進まれたい方や、
学校は出たけれど実務経験が無くて自信が無かったり、さまざまな悩みがあります。
Web制作を始めたばかりの方々が抱えるさまざまな悩みに対して、
「Webディレクションの教科書」は生まれました。
みなさまのこれからの制作活動にお役に立てると、スタッフ一同、信じています。
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2014年11月19日に私たちの今までの制作活動を凝縮した書籍
「Webディレクションの教科書」を、SBクリエイティブ出版社から発売し、
ますます、たくさんの方に知っていただく機会を得ています。
書籍についての詳細は、以下URLをご覧ください。
・デザイナーのためのプロの制作術が身につく「Webディレクションの教科書」
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