色の持つ意味を理解してデザインしよう!
おはようございます!
デザイナー1年生に、学校では教えてくれない、
でも、現場に出たら必要となる事をお伝えできたらと思います。
サイトや、紙媒体のデザインをする時に必ず必要になってくるのが、配色です。
クライアントさんによっては、『かわいい感じで』『固い感じで』『POPな感じで』
という風な曖昧な表現をする場合もあります。
そういった時の為に、何パターンか配色のパターンを作っておいて、その中から選択していただいたらスムーズですね。
本日は、いくつか色の持つイメージについてご紹介したいと思います。
色の持つ意味
【赤】
エネルギッシュで、意欲や食欲を増進させるので、
飲食店や食品店、また購買意欲を高める為、SALEの時の象徴の色ですね。
ただし、危険を表す赤信号など、人間が注意警告をする際、また受ける際の色でもあるため、使用する際には、注意が必要です。
<良く使われるサイト>
食品、女性向け商品サイト、
良いイメージ
情熱的、社交的、情に厚い、行動的、食欲増進
悪いイメージ
闘争心、攻撃性、危険、落ち着かない
【青】
世界で一番好む人が多いと言われている色とも言われています。
興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせる効用があると言われています。
<良く使われるサイト>
銀行、行政、企業等
良いイメージ
理性的、知性的、誠実、沈着冷静、実直、几帳面、集中力を高める、
悪いイメージ
内向的、保守的、孤独感、威圧感、義務的、食欲減退
【緑】
<良く使われるサイト>
福祉系、ナチュラル系、
良いイメージ
安心、安全、癒し、協調性、社会性、自然体、堅実
【黄】
黄色は、見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれる色です。
ただ、黒等と組み合わせた場合、注意を促す=危険という意味で認識されてしまう色でもあるので、注意が必要です。
<良く使われるサイト>
子ども向けサイト
良いイメージ
希望、やる気、楽天的、ユーモアがある、独創性、陽気、好奇心旺盛、明るい、光
悪いイメージ
幼児的、防衛心
【白】
<良く使われるサイト>
ブライダル、化粧品、インテリア
良いイメージ
潔白、信心深い、純粋、品が良い、無垢、清潔感、再生
悪いイメージ
ヒステリック、敗北感、潔癖、欠落
【黒】
<良く使われるサイト>
時計、車、分譲高級マンション
良いイメージ
高貴、厳粛、自己主張、都会的で洗練されている
悪いイメージ
抗心、不機嫌、抑圧、恐怖心、頑固、保守的、マイナスイメージの象徴、影
おわりに
色には、それぞれ象徴する意味があります。
今回ご紹介したのは、ほんの一例です。
国や文化によって、意味や感じ方も違ってきます。
カッコいいから、可愛いから等と、なんとなくデザインするのでは無く
色の持つ意味についてキチンと把握し、ご提案できる様にしましょう。