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気持ちに素直になろう。

2014年11月10日cra
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2014年は、11月7日が立冬で、本格的に冬を迎えました。
身体も、ココロもしっかり暖めてくださいね。

さて、
今日のブログは、

「音楽・ミュージック!」について、お話ししたいと思います。

 

「なんで、福祉で音楽?」と思っておられることもありますよね。

「音楽療法士」という資格や仕事があるくらいですから、
人間の身体とココロに与える影響は、多大なものでしょう。

あまり堅苦しく考えずに、人と音楽について、今日はお話ししたいと思います。

 

音楽のある日常

 

みなさん、日々、音楽を聞くことありますよね。

電車でイヤフォンしながら・・・、

職場のラジオから・・・、

喫茶店で・・・、

商業施設で・・・、などなど。

どこにいても、耳に自然と音楽が入ってきます。

 

ふと、思いませんか?

なぜ音楽を奏でるのでしょう。
そして、
なぜ音楽を聴くのでしょう。

 

その辺りを、今日はお話ししたいと思います。

 

音楽という存在

 

実は、音楽は紀元前から存在しています。

いや、もしかしたら、聖書にも「始めに言葉ありき」というくらいですし、
音を発する「人間」が存在し始めてから、音楽はあったかもしれませんね。

 

「音楽」は、

そもそも、
人の「声、発声」にリズムがついたものが、始まりです。

そして、

リズムを付けて身体を叩きます。手拍子等です。

その後、道具を使うようになります。

「叩く、打つ」。

そして、

口笛から草笛、管楽器・・・と発展を遂げていきます。

この音楽の発展を知ると、

純粋に「音に美的リズムがつくこと」が「音楽」なのだと感じますね。

 

さて、では、

人間は、どうして音に「美的リズム」をつけたのでしょう。
なぜ「音楽を奏でる」のか?です。

 

音楽を奏でる

 

人間は、身体全体や道具を使って、音楽を奏でます。

なぜ、音楽を奏でるのでしょう。

それは、言い換えると、
「人は、なぜ、言葉をしゃべるのか」と同じことなのではないでしょうか。

 

人は、何かをしゃべる時、伝えたいことを言葉で表現します。

音楽も、それと同じ。
自己表現の媒体が、「言葉」ではなく、「音」。

 

落ち込んでいる時は、悲しい音楽・・・

ハッピーな時は、明るくポップな音楽・・・等

 

逆にもしかしたら、
落ち込んでいるときに、ハイテンションな音楽を奏でることで、
気持ちのバランスをとる方もおられるかもしれません。

 

そのように、音楽は、言葉の表現と同じように、
自分自身の気持ちをどのような形であれ、表現するもの。

 

音楽を聴く

 

では、
音楽を聴く人にとっての・・・、音楽の存在は?

朝の通勤時間、
イヤフォンをして、爆音で音楽を聴いて、今日一日乗り越える元気をもらう!
とか、

今日は上司に怒られたので、
このやるせない気持ちを、音楽を聴いて受け流そう・・・。
とか、

例えば、意識はしてないですが、
お茶を飲みたいと思うカフェで、好みの音楽がかかっていなかったら、
入らない可能性は高くなるし、

マッサージ屋さんで、ロックミュージックがかかってたら、
気持ちが落ち着かなくて、二度目は行かないかもしれないし・・・。

こうして、意識しない部分で、
音楽に私たちの行動は左右されています。

 

このような音楽の存在は、
私たち人間にとって、感情を表す存在になっています。

 

あの音楽が聞きたい!と思う時の「あの音楽」は、
おそらく、自分自身の気持ちに寄り添った音楽。

例えば、彼女にフラれた時、幸せいっぱいのハッピーな音楽をあえて選びますか?
そんな方も少なからずおられるとは思いますが、

でも大半の人が、そんなとき、
竹内まりやさんの「元気を出して」とか、聞きたくなりませんか?

まあ、これは一例で、
少し時代を感じる例え(^^;)ではありますが、

こんな風に、
その時々の気持ちに添った音楽を、自然と選んでいるのだと思います。

例えば、昔好きだった音楽を、今聴くと、
何か懐かしさを覚えつつ、
あんなに好きだった音楽も、今の心情と寄り添わなくて、
「違うなぁ〜」等と思うことも、ありますよね。

 

今の自分が、心地よく聴ける音楽。
今の自分が、リラックスできる音楽。
今の自分が、楽しめる音楽。

 

こうして、自分の曖昧な感情の代弁者として、
音楽を選んでいるのではないでしょうか。

 

音楽の効果

 

では、音に美的なリズムがついた「音楽」が、人間に及ぼす影響について、
すこしお話しいたしましょう。

簡潔に、効果を・・・列挙していきます。

 

音楽は、身体に元気をもたらしてくれます。

音楽は、乱れた気持ちを均衡に戻してくれます。

音楽は、リラックスをもたらしてくれます。

音楽は、自律神経と連動して感情のコントロールをしてくれます。

音楽は、快楽物質のドーパミンの分泌を促進してくれます。

音楽は、身体的な苦痛を和らげてくれます。

 

まだまだたくさんいろんな効果があります。

 

では、どんな音楽を聴いたら、これらの効果は得られるの!?

 

例えば、モーツァルトを聞くと、頭が良くなるとか・・・
そんな話もありますが、

 

これが良いのだ!という決まった音楽はありません!

 

基本的にどんな時であっても、どんな効果を求めても、

 

聴きたい!と思う音楽を聴く。素直な気持ちで・・・。

それが一番、音楽の効果を得ることのできる「音楽」なのです。

 

おわりに・・・

 

今日は、音楽について、お話しいたしました。

実は、私、先日、
とある歌うたいさんのコンサートに行ってきました。

あっ、最近では、コンサートと言わないのですよね。「 ライブ 」

 

今回、こんなにライブで、気持ちを揺さぶられるとは、
自分自身でも驚いた経験でした。

何となく好きだなぁ〜と思う音楽が、今の自分自身を示してくれているようで、
とても貴重な経験をしました。

音楽を奏でることも、音楽を聞くことも、
コミュニケーションのツールとしては、とても、意味のあるものであると、
感じる有意義な時間を頂きました。

 

みなさんも、何となく聴いている音楽を、
今一度、ゆっくり効果を期待しながら、感じてみてはいかがでしょうか。

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