やりたいことが分からない!自分探しの旅(後編)
お待たせしました。
先週から引き続き、
今日は「やりたいことが分からない!自分探しの旅(後編)」。
先週、「やりたいことが分からない!自分探しの旅(前編)」としまして、
童話劇「青い鳥」のお話を、ご紹介させて頂きました。
一週間内容があきましたので、内容が分からない方は、
上記の前回のブログをご覧ください。
今日、ついに本題へと入ります。
では、就職活動をされている方々へ、自分探しの旅のスタートです。
『青い鳥』と就職
今回は、
「何が自分自身に向いているのか?何がしたいのか?」分からない方への
メッセージですが、
「なんで突然『青い鳥』なんだ?」と思われる方もおられるでしょう。
『青い鳥』というお話は、
自分自身や就職活動にも置き換えることが出来るのではないかと
考えました。
ということで、
今日は、先週お伝えした「『青い鳥』が伝えたかったこと」を、
就職活動に置き換えて、考えてみましょう。
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人生の旅をする
「何が自分自身に向いているのか?何がしたいのか?」分からないというのは、
実は、一つの理由として、
自分自身を「言葉にできていない」「整理が出来ていない」というのもあります。
先ずは自分の人生を振り返ってみよう。
- 学生時代に夢中になったこと
- 印象深い出来事
- 嬉しかったこと
- 経験してきたこと
- いろんな経験で得たこと
- 就きたかった仕事
等等。
自分自身の過去から現在に向けての「時間的な旅行」をしてみてください。
自分だけの振り返りですから、
些細なことから大見栄きることまでたくさん書き出してみてください。
そうして言葉にして、視覚的な刺激を持つことから、
自分自身の可能性を見いだせることもあると思います。
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情報を集める
「何が自分自身に向いているのか?何がしたいのか?」分からない、
2つ目の理由として、
知識として「どんな職業、仕事があるのか知らない」ということもあります。
情報収集する方法として、いくつかあげておきます。
インターネット検索
今は、どこでもパソコンや、スマートフォンがありますので、
情報検索ツールで情報を先ず集めるのも良いと思います。
人から聞く
一番身近に、たくさんの情報源があります。それは家族や友人たちです。
たくさんの人から話を聞いて、情報を集める。
又、自分自身の心の内を話すことから、見えなかった何かが見えるようになる。
本屋さん
本屋さんに行くのも良いと思います。
インターネットでの検索は、自分自身が知りたい内容しか出てきませんが、
本屋さんでは、思ってもいなかった「言葉」や「書物」に出会える可能性が、
より高いです。
職業適正診断
インターネットでも、様々な無料でありますが、
私のイチオシ!は、
「京都テルサ」内「京都ジョブパーク」では、無料で、
キャリアインサイトによる適職診断を、カウンセラーにしていただけます。
パソコンで数々の質問に答え、診断をしていただけ、
更に、カウンセラーに、振り返りやアドバイス等もしていただけるので、
とても適職を考えるのに役立つと思います。
また、結果には、仕事の種類もたくさん載っているので、参考になります。
利用方法は、
・京都テルサ西館3階のジョブパークに電話をして予約。(1台しか無い)
・当日ジョブパークに登録していない方は、登録が必要です。
「京都ジョブパーク」「京都テルサ」京都駅から南へ徒歩15分
http://www.pref.kyoto.jp/jobpark/index.html
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夢や希望
理想や夢は、人として、生きるモチベーションにつながりますので、
必要不可欠なものです。
これから、仕事に就く為に今奮闘されている方は、
特に自分自身の未来を考えておられるのです。
ですので、
先の「人生の旅」にも通じますが、
自分の夢や希望を、具体的に整理することをお勧めします。
- 幸せに感じること
- ほめられること
- 笑顔になること
- やりたいこと
- 認められたいこと
たくさん思いがつきるまで、書き出してください。
「ありえない!」「無理!」「出来ない!」は無用ですよ。
-
実現させる
これは、「青い鳥」とは少し関係ないかもしれませんが、
一度、具体的にやりたいことを書きます。
「お肉食べたい!」とか
「自転車が欲しい!」とか
「くまもんに会いたい!」とか、何でもありです。
「任天堂で働きたい!」「アップルで働きたい!」とか、
大手一流企業さんをあげるもよしです。
「無謀なことを書いても、実現出来ないのに・・・」なんて
ネガティブな気持ちはいりません。
また、一つ一つのやりたいことに、
「いつまでに!」をつけると、より実現可能になります。
そして、簡単で、出来るものから、一つ一つ実現させてみてください。
「お肉食べたい!」だったら、少し高級な焼き肉屋さんにお食事に行く。
「自転車が欲しい!」なら、自転車屋さんに見に行ってみる。
「くまもんに会いたい!」なら、くまもんが出没するところを調べる。
等のように、
いろいろ書いてみると、実現させたいことを、
「どうすれば実現出来るのか」を考えるようになります。
それが重要です。
例えば、働きたい企業等が決まっているなら、
「その企業でどうすれば働けるか」「その企業と少しでも近づく方法」を
考えたりしますよね。
本当にそれを実現させたければ、手段を考えます。
あきらめるのであれば、「自分自身の気持ちがそこまでだった」
ということです。
「Webデザイナーになりたい!」なら、どうすればなれるのか、
調べましょう。
デザイナーさんから話を聞いたり、職場見学に行ってみるというのも
手ですよね。
また、どんなことでも、仕事としてまだ自信がないのであれば、
インターンやボランティアもあります。
実際に出来る場を探し、実現できる手段を考えてみましょう。
終わりに・・・
今回は、童話劇『青い鳥』から、
就職活動についてお話しさせていただきました。
『「何が自分自身に向いているのか?何がしたいのか?」分からない』
というテーマでしたが、
重要なのは、自分自身の人生の整理です。
チルチルとミチルのように、
青い鳥を探す旅に出ることで、現実世界が幸せだと気づくこともあります。
人生の中で、曖昧に流されてしまうこともあると思いますが、
逆に言えば、
就職活動は、自分自身の整理が出来る時間だと思って
頑張ってくださいね!
また、童話劇「青い鳥」も、スルスルと読めるので、
チルチルとミチルたちの気持ちになってみるのも、
人間力を高める方法として良いと思いますよ。
※もし、『青い鳥』のお話や、前回のブログの内容が分からない方は、
こちら「やりたいことが分からない!自分探しの旅(前編)」をご覧ください。
引用日本語訳:メーテルリンク著『青い鳥』堀口大學訳・新潮社・1960
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