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困った時に使える!アイデア発想法まとめ!

2015年07月07日田中
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【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】

おはようございます。今週はアイデアの発想法についてです。

考えてばかりいると、ついつい手が止まって煮詰まってしまうことがありますが、そんな時に大変助けになる発想法についてまとめてみました。比較的取り組みやすいものを集めたつもりなので、学生の方、インターンをされている方などもぜひ参考にしていただければ幸いです。

では、どうぞ!

1. ブレーンストーミング

20150707_黒板にポストイット

http://happyw.jp/brainswarming_better_than_brainstorming/

ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。ブレインストーミングの過程では、次の4原則(ルール)を守ることとされている。

  1. 判断・結論を出さない(結論厳禁)
  2. 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
  3. 量を重視する(質より量)
  4. アイディアを結合し発展させる(結合改善)

<引用> https://goo.gl/q2z60j

 

ブレインストーミングは、事前の準備や道具が必要なく手軽に使用する事ができるのが強みだと思います。僕自身が使った感じでは主に発散フェーズで使うのが好ましく、柔軟で予想もしていなかったアイデアが沢山でた印象があります。

一方、ブレーンストーミングにより出たアイデアは、即興的に捻出されたものであることから、現実的でより深く考えられたアイデアには向いていないと感じました。

より早い段階で使う事によって大きな効果を得られると思います。

2. マインドマップ

20150707_マインドマップ

描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。

<引用> https://goo.gl/M3a6wz

 

中心に置いたキーワードやイメージを、テーマとして枝葉状にどんどん連想していきます。使ってみた感想としましては、自分の頭の中にある考えを芋づる式に全部だせることと、それらの方向性や関わり方がビジュアル化して見えることが良いなと思いました。

3. KJ法

 

KJ法は、データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめていく。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に効果があるとされる。

KJ法の進め方

KJ法は4ステップからなる。

  1. カードの作成
  2. グループ編成
  3. 図解化(KJ法A型)
  4. 叙述化(KJ法B型)

<引用> https://goo.gl/NpJBRO

 

KJ法は正確に行うためには、色々な細かい注意がありますが、ここでは簡単に紹介させていただきます。

まず、テーマを決めてアイディアをカード(ポストイットなど)に書き、壁やボードに貼っていきます。この時にカード同士の近さをアイデアの近さとしてください。全て貼り終えたら、見出しをつけたグループにカードを振り分け、さらにグループ同士の関係性を書きます。

なお、上にも書きましたが、正確に行う場合には細かい注意点があるので以下の本をご参照ください。

『発想法 創造性開発のために 』 http://goo.gl/WzSF2h

4. なぜなぜ分析

なぜなぜ分析とは、ある問題とその問題に対する対策に関して、その問題を引き起こした要因(『なぜ』)を提示し、さらにその要因を引き起こした要因(『なぜ』)を提示することを繰り返すことにより、その問題への対策の効果を検証する手段である。

方法

  1. まず、問題となる事象を提示する。このとき、次に提示する『なぜ』との論理的なつながりを明確にするため、問題点を絞っておくことが望ましい。
  2. 次に、その事象が発生するに至った要因を提示する。これが1回目の『なぜ』である。要因はひとつだけとは限らない。また、事象に対して、論理的なつながりがなければならない。
  3. 次に、各要因ごとに、それが発生するに至った要因を提示する。これが2回目の『なぜ』である。1回目と同様、ひとつだけとは限らず、また、論理的なつながりがなければならない。
  4. 同様にして、3回目の『なぜ』の提示、4回目の『なぜ』の提示…を繰り返していく。

<引用> https://goo.gl/RvGDCh

 

少し、難しく聞こえてしまいますが、このフレームワークのポイントは「なぜ」を繰り返す事によって自身の考えの本質に迫るということです。例えば、

「自分はWebを勉強したい」→「それは、なぜ?」

→「ITに興味があるから」→「それは、なぜ?」

→  ・・・・

と考えていく事によって自分の考えの深いところにたどり着く事が出来ます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?

僕は、インターン活動のなかで、アイデアが出てこなくなったり、手が止まってしまったりした時に上記のフレームワークを使ったりしています。

どれも、新しいアイデアを出したり自分の考えをまとめるのに、手助けになるものなので、是非チャレンジしてみてくださいね。

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