「アビリンピック」をご存知ですか？
おはようございます！
CRAワークサポートセンターの前田です。
10月に入り、急に秋らしくなってきました。
土日になると、小学校から、体育祭の元気な声が聞こえてきます。
月曜日のブログのお題は福祉についてです。
福祉の事をもっとみじかに感じていただける様な事をお伝えできたらと思います。
本日は、障がい者の方々が技能を競う大会、「アビリンピック」についてお伝えしたいと思います。
アビリンピックってなあに？
「全国障害者技能競技大会」とは、ほぼ毎年独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施している、障害者が技能労働者として社会に参加できる自信と誇りが持てるようにその職業能力の向上を図るとともに、広く障害者の職業能力に対する社会の理解と認識を深め、その雇用の促進などを図ることを目的として職業技能を競う大会です。
愛称は全国アビリンピック。
アビリンピック（abilympic）とは”ability”と”olympic”を合わせたものです。
地方アビリンピック（各都道府県における障害者の技能競技大会）というのもあり、成績優秀者等は、全国障害者技能競技大会への参加選手として、都道府県知事より推薦される場合もあります。
【参照】ウィキペディアより
競技種目について
競技種目は、技能競技（24種目）と技能デモンストレーション（2職種）で構成されています。以下は、第35回に開催された競技種目です。
パソコンを使う技能や、歯科技工などの技術、喫茶サービス等、多岐にわたる種目があります。
技能競技（24種目）
1. 洋裁
2. 家具
3. ＤＴＰ
4. 機械ＣＡＤ
5. 建築ＣＡＤ
6. 電子機器組立
7. 電子回路接続
8. 義肢
9. 歯科技工
10. ワード・プロセッサ
11. データベース
12. ホームページ
13. パソコン組立
14. フラワーアレンジメント
15. コンピュータプログラミング
16. ビルクリーニング
17. 製品パッキング
18. 喫茶サービス
19. オフィスアシスタント
20. 表計算
21. パソコン操作(視覚障害者に限る)
22. パソコンデータ入力（知的障害者に限る）
23. 縫製（知的障害者に限る）
24. 木工（知的障害者に限る）
技能デモンストレーション（2職種）
1. クリーニング
2. フォークリフト操作
【参照】高齢・障害者・障害者雇用支援機構より
アビリンピックの意味
大会は、原則として４年に１度開催される国際アビリンピックの選考会も兼ねており、成績優秀者は、国際アビリンピック大会の日本代表選手に選ばれます。
ただ、技能を競い合だけでなく、そこから社会への理解や促進を図るという考え方が素晴らしいですね＾＾
おわりに
CRAワークサポートセンターでは、主にパソコンの技能（DTP、Web、プログラミング等）を習得できるように勉強していただいています。
ただ、勉強するだけでなく、きちんと「将来何になりたいのか」「資格取得も目指すのか」等、目標を持って取り組んでいただけるようサポートしています。
【CRAワークサポートセンター】はNPO法人クリエイター育成協会が運営する、就労移行施設です。
障がいのあるなしにかかわらず、プロのクリエイターを育てることを理念に、就労を目指して勉強していただいております。
随時、ご見学・個人面談お受付しております！お気軽にご相談ください。
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