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福祉とアクセシビリティの役割について

2015年04月06日前田
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おはようございます!

月曜日は、クリエイター育成協会の新しい事業
「CRAワークサポートセンター」の事、
「福祉」の事についてお伝えしたいと思っています。

読んだ方に、福祉の事をもっと身近に感じていただければと思います。

 

皆様に、ご支援いただいたおかげで、「CRAワークサポートセンター」が正式に京都市の認可をいただくことができました。

やっと、スタートラインですが、少しでも支援して頂いている方々のご期待に添える様頑張っていきたいと思います!

アクセシビリティとは

アクセシビリティとい言葉は、お聞きになった事は、ありますでしょうか?

アクセシビリティ(英: accessibility)とは、
高齢者・障害者を含む誰もが、さまざまな製品や建物やサービスなどを支障なく利用できるかどうか、あるいはその度合いをいう。(参照:ウィキペディアより)

ユーザビリティーという言葉は、良く耳にされると思いますが、アクセシビリティとは少し意味が違ってきます。

ユーザビリティーは、「使いやすさ、利用しやすさ」を指すのに対し、
アクセシビリティは、「利用環境や、身体のハンディキャップに関わらず、誰でも使えるようにする」という意味があります。
 

アクセシビリティの具体例

アクセシビリティがどういった場面で使われているか、考えてみましょう。

例えば・・・

  • 手に障がいがある方でマウスが使えない場合は、キーボードだけで操作ができるように。
  • 聴覚に障がいがある方には、字幕を付ける。
  • 視覚に障がいがある方には、フォントサイズを大きくすることや、配色を考える。
    ウェブサイトでよく使われているのが、スクリーンリーダー等の音声読み上げソフトです。alt属性を付けることによって画像も音声で伝えることができます。

等です。

 

特別なものではない事

このように見ると、アクセシビリティは、特別に障がいのある方を対象にしたものだと思われますが、必ずしもそうではありません。

例えば、歳をとり老眼で小さい文字が見えなくなるのは、ほとんどの方が対象です。
まだ漢字が読めない子どもや、外国へ旅行へ行って文字が分からない時は記号やイラストがあれば、理解ができます。

アクセシビリティは、誰もが対象となりうるものであり、特別なものではありません。

福祉も同じ様に、特別なものではなく、もっと身近なものではないでしょうか。
デザイナーの私が、福祉事業に関わらせていただき、改めて気づかされた事です。

来週は、ウェブアクセシビリティについて、具体的な例をご紹介したいと思います。

おわりに

説明会開催のおしらせ

「CRAワークサポートセンター」では、定期的に説明会をおこなっています。

毎週金曜日
10:00〜10:45
11:00〜11:45
18:30〜19:30

を予定しております!

簡単なカリキュラムのご案内、施設内のご紹介、また個別での質問にも、お答えさせていただく予定です。

実際にご利用されたい方や関係者の方はもちろん、セミナールームとして使いたい方、どんな所か覗いてみたい!という方でも大歓迎です。

また、上記の日時以外にも、随時ご案内させていただきます。

是非、一度覗いてみてくださいね!

 

 

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2014年11月19日に、私たちの今までの制作活動を凝縮した書籍
「Webディレクションの教科書」を、SBクリエイティブ出版社から発売し、
ますます、たくさんの方に知っていただく機会を得ています。

デザイナーや、ウェブディレクターを目指されている方はもちろん、
これから自社サイトを作りたいと思われている方や、クライアントと接する機会の多い方に是非見て頂きたい一冊です。

 

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